①どれほど助かるか伝える

パパがお風呂に入れてくれたら、ママがどれほど助かるのかを明るく伝えてみましょう。
パパは家事や育児をママに任せ、現実逃避しているのです。向き合うエネルギーは残っていません。

そこに、つらく当たってはエネルギーゼロの人間にトドメをさすだけ。よりいっそうやりたくなくなり、現実逃避をしたい気持ちはさらに強まってしまうのです。

だからこそ、明るく伝えるのが大切になります。現状を打破したい人は試してみる価値はあるでしょう。

②やり方を教えるから一緒にやってみようと伝える

まったく子どもをお風呂に入れたことのないパパ、もしくは赤ちゃんの時にベビーバスで少しやっただけというパパは「できない」「わからない」と思い込んでしまっていることが多いでしょう。

これも、明るく「一緒にやってみよう」と誘ってみてはどうでしょうか。スペースの問題がなければ、一緒に入っちゃってもいいかもしれません。

お風呂に入れる前の支度から一緒にやり、お風呂から上がった後の着替えはもちろん、髪を乾かし、保湿クリームを塗るところまで一緒にやるのです。

お風呂に入れるだけ入れて、ママに「あとは任せた」とならないよう、1人で全部できるように仕上げてしまいましょう。そのまま、寝かしつけまでできるようになればいいですね。

悪いのはパパだが現状を変えられるのはママだけ

子どもをお風呂に入れない夫のために、なぜ私が頑張らないといけないの」というのは、本当にごもっともなのですが、現状を打破できるのはママの行動だけ……。

ママの行動次第で、何か変わるかもしれません

子どもをお風呂に入れることができ、子どもとお風呂に入る楽しさがわかるようになれば、本当の「パパの楽しさ」に気づいてくれるかもしれないのです。

そこから、パパのスタンスも変わってくる可能性もあるので、ぜひトライして見て欲しいと思います。

柳沢 裕也