彼とのデートは基本、Bさん持ち。結婚しているので家庭にお金を入れないといけないうえ、奥さんが病弱で入院がち。彼1人のお給料で毎月の生活費をまかなっている、と聞いていたのだそうです。

「私が彼を守る、って変な勘違いをしていた。今になって思うと、当時の自分のことが全く理解できない。あの頃の私は本当に何かがヤバかったのだと思う」と首をかしげます。

結局、彼が転勤になり関係を続けられなくなったそうですが、交際期間は約2年。ずっとBさんがお金を出していて、毎月6〜7万円は食事やホテル代に消えていたというから驚きです。証券会社で若いうちからお金がもらえる環境だったからこそそんなことができたのかも、とBさんは話していました。

人当りのいい彼は「マルチ商法」にハマっていた

Cさんは新卒で入社した会社で自身の希望がかない、その会社では異例の新人で人事部配属。忙しくも充実した毎日を過ごしていたと言います。そんな時に出会ったのが、同じ人事部の先輩。4つ年上でしたが、人事部としては若手で、彼がCさんの教育係になったと言います。

彼の特徴は何と言っても人当りのよさ。誰からも好かれるような人で、「こういう人が人事部の鑑だな」と感じたのだそう。あっという間に2人は恋愛関係に。しかし、休日もなかなか会えない日が続いていました。