降園まで子供たちの世話をし、降園後は園全体の掃除や授業や行事の製作物をしている先生方の姿を度々見かけます。子供が『先生大好き、幼稚園楽しい』と言っていることからも、よくしてくれているのだと思います。本当に先生方の給料増額に使われるのであれば大賛成です!でも保護者からは実際何に使われているのか分からないのが現状。だからこそ、行政にしっかりと調査をしてもらいたいと願います。
もうひとつ気になるのが、「無償化はずっと続くのか」ということ。おそらく私の子供が通園している期間は続くのでしょう。しかしいつか終わりがくるのだとすれば、その後の保護者たちは高い保育料に苦しむのではないかと危惧してしまいます。
子育て世代にとって、大変助かる幼保無償化。しかし無償化の財源が税金であることも、親として考えないといけないことではないでしょうか。2019年度分でも予算が100億円ほど不足すると言われており、赤字国債などが充てられる見込みだそうです。つまり借金をするということ。親の育児費を減らすために、子供世代に負担を押し付けているように感じてしまいます。
まとめ
少子化対策に打ち出された幼保無償化制度。目の前の恩恵だけでなく、今後どうなるのか見極めていかなければなりません。「自分が楽になるために、子供に負担をかけてもいい」と思う親はいないことでしょう。納得できないことは、園や行政に説明を求める必要があるかもしれません。全国各地で保育料の増額が報告されていますが、適正な増額であってほしいものです。
小関 あんな