園からの説明では「延長保育の利用者が増えることにより、先生の配置人数を増やさないといけないため」とのことでした。たしかに10月以降、延長保育を利用している子供が少し増えたように見受けられます。しかし配置されている先生は2人ほどで、以前より増えたようには思えません。
「あくまで幼稚園なので、できるだけ延長保育の利用を控えてほしい」との園側の思いもあるようです。しかし入園時に説明を受けた利用料金を念頭に仕事のスケジュールを組んでいるワーママからすると、“突然の増額は困る”の一言に尽きます。しかもそれを9月に説明されては、仕事も調整しようがありません。
さらに今までは私用での延長保育利用もOKだったのですが、「私用では基本的にお預かりできない」と通達されました。これらの変更が幼保無償化と関係ない時期にされたのなら、ある程度納得できたのかもしれません。しかし同じタイミングにされては、便乗しただけなのではないかと疑ってしまいます。
上げた保育料は何に使われる?
そうは言っても、値上がりしてしまったものは仕方ありません。保育料や延長保育料が増額されるからと、転園するわけにもいかないので現状を受け入れることに。ただ気になるのは、“増えた園の収入が何に使われるのか”ということです。保育料増額については、「先生方の給料を上げて待遇を良くしていきたい」と園長は言っていました。