「終活」という言葉が世の中に浸透して、しばらく経ちます。ですが、まだまだ実際に終活をしているという人は少ないのではないでしょうか。終活とは何か? どのように進めていけば良いかについて整理していきましょう。
終活って何?
終活とは、自分の死と向き合い、人生の最期までをどう過ごし、どう最期を迎えるのかについて考える活動のことです。
2009年に雑誌で紹介されてから、社会的にも注目されました。2011年の映画「エンディングノート」の公開や、2012年には「流行語大賞」のトップテン選出など、急速に社会に広まりました。
誰もが年齢を重ねると、死を意識するようになります。終活を行うことで、自分自身の人生を振り返り、現在の状況を把握することで、余生を通してできること、やりたいことなどの整理をすることができます。
終活の3つのメリット
終活をすることのメリットは主に3つあります。
1つ目は、残りの人生が充実することです。
今までの人生を振り返ることで、家族や大切な友人への感謝が生まれたり、やり残したことが明確になるなど、気持ちを整理することもできます。その上で、残りの人生をどう生きるかについて、前向きに向き合うことができるのです。