実は、JALの「幼児マーク」は、幼児連れの親御さんから他人になるべく迷惑をかけたくないと、このようなサービスのリクエストを受けたことが主な導入の理由だそうです(ハフポスト日本版)。双方にとってのメリットを考えたサービスということでしょう。

他人に迷惑をかけてしまうことをストレスに感じる人もいるのです

そう考えると、子どもが泣き止まず自分自身も泣きそうな親御さんや、大きな体を申し訳なさそうに小さくしようとしている人をみれば、そちらのストレスを配慮し、こちらも多少の我慢をするのもマナーではないでしょうか。

しかし、いくら「幼児マーク」というサービスがあろうが、気にしない親は利用しないだろうし、肥満乗客ポリシーを無視して無理やり座る人もいます。

また、酔っぱらうなど、明らかな迷惑行為を気にしない人もいます。

他人に迷惑をかけることが嫌な人、他人に迷惑をかけることをなんとも思わない人、結局は人間性によるもの。迷惑を被る側が「運が悪かった」と我慢するしかないということなのでしょうか。

取りあえずの対処法としては、機内に空席があるようなら、他の乗客に取られないうちになるべく早く、乗務員に相談して席を替えてもらうということくらいなのかもしれません。

【参考】
赤ちゃんがいる席を表示するJALの「幼児マーク」に海外で賛否両論→JALに聞いたら…」HUFFPOST
赤ちゃん連れのお客さま」JAL
 

美紀 ブライト