・趣味の用事のときだけ外出する…推定24万8000人
・近所のコンビニなどに出かける…推定27万4000人
・自室からは出るが家からは出ない、または自室からもほとんど出ない…推計9万1000人

このようなひきこもり状況は、やがて「8050問題」へと発展するケースがあります。これは、80代の親が50代の無職の子を支えている状態のこと。親が亡くなった場合、子どもは1人で生活を送ることが困難になり、生活保護を受給する、餓死や孤独死を招くといった可能性もあるでしょう。

さらに、身勝手な我が子に限界を感じ、親が中年の息子を殺害する事件も報道されています。高齢の親がひきこもりの我が子を支える負担は、精神的にも体力的にも想像を絶するものなのでしょう。

子どもの問題は親の問題なのか

ひきこもりの息子を生んだのは親。だったら、親がその責任を全て背負わなければならないのでしょうか。子の問題を抱える親に対する、世の中の意見を聞いてみました。