・「よく2世タレントが不祥事を起こし、親が頭を下げているシーンが報道されていますよね。子どもが未成年ならまだしも、いい大人であることがほとんど。そういったシーンを見るたび、『本人だけ謝ればいいのに』と感じます」

・「交番で男性巡査を刺し拳銃を奪った事件で、容疑者の父親である関西テレビ常務取締役が謝罪、退任したことがありました。あれは、世間の声を意識しての判断だったのでは。それほど世間が『親の責任』を強く求めているという現状に、少し物々しさを感じます」

・「『ひきこもりは親の責任』なんて掲げていたら、親の負担がさらに増すだけなのでは。団体や自治体などに助けてほしいと思っても、声を上げにくいでしょう」

まとめ

子の責任を親がとる場面が多く見られる一方、「そこまでしなくても」「親の負担が増える」と捉えている人も少なくないようです。実際のところ、ひきこもりになる原因は受験や就活の失敗、いじめ、病気などさまざま。にもかかわらず「親の責任だ」と責めるのは、正解とは言えないのかもしれません。

LIMO編集部