・「保育園のママで『早く家でもパンツにしたいんでトイレ始めてくださーい』なんて言っているママを目撃しました。確かに先生たちはプロですが本来それは親の仕事。ずうずうしい人だなあと思っていたら、しばらくして今度は『うちの子まだお箸を覚えてこないんですけど』ですって。じゃああなたは何を子供に教えるの?って思いました」

・「何でもかんでも学校のお願いを『面倒なことをやらせる』というママがいました。保護者会のときに、いくつかの持ち物に記名をするように指示があったんです。『えー?忙しいのにこんなこと私たちやってられないよね?』と隣にいた私と二人の意見であるかのように発言されてしまい…『仲間じゃない!!』って叫びたい気分でした」

・「暴力的で有名なSくん。ママはいつも『元気がとりえなんです』といってニコニコするばかり。ある日、Sくんが突き飛ばした子が骨折してしまいました。先生から連絡をもらったママは『うちの子がわざとやるわけないじゃないですか!』と怒鳴ったそう。『たまたまなのに、先生にいじわる扱いされた』なんて他の保護者に自分で言いふらして…みんな白い目で見てるのに気が付かないんでしょうか」

先生を自分の代わりか何かと勘違いする親や、周囲を巻き込む親、きちんと自分の子供のことを理解していない親。多くのパターンのモンスターがいるようです。

「プロだから」過剰な信頼は危険?

園や学校にクレームを入れるのは、プロである先生たちに文句をいうようで気が引けるものです。しかし、有資格者であっても先生たちが皆、聖人のように完璧だとは限りません。「うちの子の思い過ごしかもしれない」と思うことがあっても、それをそのままにしてしまっては、子供たちはどう思うでしょうか。