子供がまだ幼いと、会社での責任の大きさを理解できないことも多いでしょう。いくらママから説明されても「見に来てくれないなんでヒドい!」「パパなんて大嫌い」と一方的に責められるケースもあります。

こういう事態になったら、耐え忍ぶしかありません。まだまだ幼い子供と過ごす時間が、仕事のせいで思うように持てないデメリットも出てくるのです。

老後資金が子供の学費に回されることも

現実的な問題で、一番心配されるのは老後資金が子供の学費に回される点です。40代で子宝に恵まれると、退職をする年齢と子供の大学進学が重なります。コツコツ貯めていた老後資金を学費へと回し、貯金が先細りしてしまうこともあるのです。

そのため、子供が幼い頃から無駄な出費を避けておくことが大切になります。働き盛りの時期に恵まれた子供に、より良い教育をと幼少期から習い事を掛け持ちさせていくのも危険です。大学進学を考えているのなら、教育費のプランニングをするなど、将来に備えておきましょう。

ただ、自分たちでシミュレーションをすると、どうしても甘く見積もってしまいます。ライフプランナーなどの専門家に相談し、きちんと将来設計を考えておくことが必要です。