また、「日本株の中で知っている銘柄があっても、トヨタやソニーなどは気軽には買いにくい株価水準になっている。初心者にとっては、日本株よりも米国株のほうが買いやすいのでは」とのこと。
日本株は100株が1単元。たとえば、日本で有名なトヨタの株価はここ最近7,000円台をキープしていることもあって、100株購入するのに70万円超の資金が必要になります。
それに比べて米国株は1株から買えるため、アマゾンやアップルなどの有名企業の株でも数千円台から購入できることが多いのです。また、「米国株のほうが夢がある」とDさん。
「テンバガー銘柄(株価が10倍ほどまで跳ね上がるような銘柄)どころか、数年~十数年で100倍、1,000倍になる銘柄もある。そういう株は今の日本にはないし、今後の可能性も薄い。停滞感がある日本株より米国株を魅力に感じる人のほうが多いのは当然のこと」と分析します。
いまは米国株も気軽に買える時代になりました。投資先の幅が広がることはいいことですね。興味がある人は、米国株投資を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は対面証券とネット証券、全部で4社の証券会社社員に話を聞くことができました。それぞれ違うビジネスモデルで異なる立場の話が聞けたのも、非常に有意義でした。個人投資家の人たちのトレンドが移り変わる中、私たちもおいて行かれないようにしたいものですね。
大塚 ちえ