お金を使い過ぎてしまった、家計が赤字に転落してしまった、状況を改善せずに放置してしまった…。このような失敗をそのままにしておくと、赤字の状態が続いてしまう可能性があります。早急に対策をして、今すぐその状態から抜け出しましょう!

そこで今回は、お金のピンチから脱却できた方の経験談をもとに、具体的な家計の改善方法を見ていきます。

こんなはずでは…出産後の家計が火の車

26歳で第1子を産んだIさんは、母子ともに健康で日々幸せをかみしめているようです。しかしお金の状況は良くない様子…。妊娠期・出産・産後を経て「赤字家計」になってしまったといいます。

「私自身、妊娠中も働いていたのですが、つわりがひどくすぐに有給を使い果たしてしまいました。その後は欠勤が増え収入は減る一方…。なんとか安定期まで踏ん張りましたが、不正出血のため1カ月におよぶ入院。そのまま出産となりました。

育休中は育休手当があったので助かりましたが、なぜか夫がこのタイミングで転職。給料が下がってしまいました。そのため私が早々に職場復帰したのですが、ストレスが溜まっていたのか、今思えば「ムダな買い物」が多かったように思います。『保育園で子ども服はたくさん必要だから…』『なんか疲れた、夕飯はデリバリーを頼もう』『毎日頑張っているから甘いものは欠かせない』などなど…。この他にも、産後に体型が崩れたので、自分の服代も多くかかりました。

職場復帰で収入が増えたはずなのに、それ以上に支出が増え…。気づけば貯金を取り崩す月が出てきてしまいました」

家計の赤字が続く人の見直しポイント

Iさんのように、環境が変わることで収入と支出のバランスが崩れて「赤字家計」になってしまうことは多いようです。
以下では、家計の見直しポイントについてご紹介します。