1度手をつけると心理的なハードルが下がり、毎月のように貯金から補てんするという悪循環に陥る可能性もあるので、貯金は袋分けせずに貯金用の口座に保管しましょう。

定期預金など資金を引き出しにくい口座に、給料が入ったら自動的に資金が移動されるようにしておくと、さらに貯金が増えやすくなります。

袋分け管理のコツ③:予算を1週間分ずつに分ける

家計管理が苦手な人は、せっかく袋分けしても月の前半でほとんど使ってしまい、後半に予算が足りなくなりがちです。その結果、貯金から補てんする、クレジットカード払いに頼るなどすると、袋分け管理の意味がなくなってしまいます。

このような事態を防ぐには、予算を1週間分ずつ袋分けするのが効果的です。例えば、生活費として1カ月15万円の予算を組んだとしたら、それを4等分して3万7500円ずつ袋分けしましょう。

そして、袋に「第1週」「第2週」などと記入して、1週間その予算内で生活するよう徹底すれば、月の前半で予算を使い切ることがなくなります。

おわりに

袋分け管理のコツはつかめたでしょうか。袋分け管理はうまく活用すれば家計改善や節約にとても役立つ方法です。増税や税制改正などが続く今、ますます家計管理は重要になってきています。まずは簡単に袋に分けることから始めてみてはいかがでしょうか。

【参考資料】「No.1410 給与所得控除」国税庁

吉田 貴絵