義務教育が始まるということは、すなわち「親たちのPTA活動」もスタートするということですよね。
子どもたちの学びの場を整えたり保護者同士の親睦を深めたりする目的のあるPTA活動ですが、核家族で共働き世帯が多い世代からは「PTA活動が負担になっている」という意見も目立ちます。
そこで今回は、「PTA活動によって休日の貴重な時間を潰されてしまった!」と嘆く知人の話をご紹介します。
そもそも「PTA」とは?
そもそもPTAとは「Parent Teacher Association」の略で、各学校で組織される社会教育団体のこと。
基本的には「任意加入の団体」ですが、学校に入学するとほぼ100%の確率で役割を振り分けられ、その後は担当ごとの活動に向かって集会や準備などが始まります。
PTAの活動内容は地域によっても異なりますが、運動会や展覧会などの学校行事の運営からバザー、地域のイベントのサポートなどもしなければいけません。
その他には「交通安全パトロール」「廃品回収などを通した金銭の収集」「親同士の親睦会」などもPTAの活動として挙げられます。
PTA活動の根本的なベクトルは「活動を通して子どもたちに安心して学べる場所を提供すること」ということで、そのために必要な費用を捻出するために廃品回収やバザーが実施されているというわけです。
全ては「子どものため」に行われているPTA活動ですが、共働き夫婦の中には度重なるPTA活動によって休日が潰れてしまうと嘆く人もいます。