周りのママもAちゃんママの自慢がすごいと認識していることを知り、マウンティングはもう受け流すようにしていました。しかしある日娘が「きらきら星は素敵な曲じゃないの?ピアノの先生はすごくないの?」と聞いてきたんです。なぜそう思ったのか確認してみると、Aちゃんママが「きらきら星より素敵な曲が弾けるようになるといいね」「もっと上手な先生に教えてもらったら、Aみたいに弾けるようになるのよ」と言っていたとのこと!

これにはもう我慢の限界。翌日Aちゃんママと対峙することに。話していると、案の定またピアノ自慢が始まりました。そこで「ほんとAちゃんはピアノ上手ですよね。それってママができなかったから、娘に期待するんですかね。私は自分より娘のことを思って習い事選びたいな」とけん制。すごくムッとした顔をされていましたが、さらにもう一押し。「クラッシック弾けるものすごいけど、きらきら星でも何でも素敵に弾けるのが一番ですよね」と言っておきました。

すごく腹が立っているだろうと思いますが、それ以降Aちゃんママが私と娘にピアノの話をしてくることはなくなったのでした。

習い事マウンティングに子供が傷つかないことが大切

子どもの習い事に他人から口を出されると腹が立ちますよね。さらに子どもにまでマウンティングされたら、もう我慢できません。大人であれば受け流すことで、事を荒立てないことも処世術。しかし子どもの心が傷つくなら、マウンティングをそれ以上されないように、親として対応すべきなのかもしれません。子どもを守る、それが親としての努めではないでしょうか。

小関 あんな