「お好み焼きをひっくり返すタイミング」
このタイミングには二通りあるようです。いつひっくり返すのか、焼き具合のタイミング。そして、起こし金で持ち上げてから「それっ!」と気合いを入れてひっくり返すタイミング。両手を使う場合は右手と左手のタイミングがずれるとうまくいきません。緊張する瞬間でもあります。
「ホルモンを飲み込むタイミング」
一度口に入れたらいつまでも名残惜しくしているもの、それは肉、そしてホルモン。ホルモンは歯ごたえがあって、噛んでも噛んでも減りません。どのタイミングで飲み込むのがもっともおいしく、かつ胃にやさしいのか。口に入れるたびにベストタイミングを探します。
「月見うどん、そばの卵はいつ割る???( ´;゚;∀;゚;)」
卵の黄身はいまも昔も貴重なもの。いつ味わうかは大問題です。卵あっての「月見」です。最初? 途中? 最後の最後? マイ・ベスト・タイミングが見つかるまではトライ&エラーを繰り返すしかないのでしょうか。最もおいしい瞬間を探して……おいしいって難しい。
まとめ
さまざまな「タイミングが難しい事」をご紹介しました。私たちはいつも何かのタイミングを計りながら生活しているのかもしれません。うまく行かないこともたびたび……と思ったら、どうやらこういうことのようです。
「この世で一番肝心なのはステキなタイミングなので、あらゆるところで難しいのがデフォルト。」
「この世で一番肝心なのはステキなタイミング」、1960年リリースの名曲「ステキなタイミング」の一節ですね。坂本九さんのはつらつとした歌唱で一世を風靡しました。
多くの人にお馴染みのフレーズですが、この世で一番肝心な「ステキなタイミング」はなかなか手に入りません。難しいのが当たり前。まるでこれは人生の俯瞰図。
しかし、ヘンに合わせすぎても多分つらいだけなので、そこそこいい「タイミング」を掴めるようにしたいですね。
衛澤 創