評判が悪かった上司ですが、数年後、ブラックと言われていた上司が部下から慕われているとの話が耳に入ってきました。部下から慕われている理由は、上司が部下への接し方を変えたことでした。知り合いから聞いたところによると、横暴な態度をとらなくなったというのです。

そこで私は、元上司に「あれだけ横暴な態度をとっていたのに、どうして変わったのですか?」と聞きました。すると、2つの理由が判明したのです。

役職が変わった

私が接していた時は店舗の店長でしたが、数年後は複数の店舗を仕切るマネージャーに出世していました。

マネージャー研修の時も、部長から口酸っぱく立ち振る舞い方について言われていたこともあり、部下から慕われる態度をとるように心掛けたそうです。立場が変わったからこそ、一から態度を改めたと話していました。

リストラが怖かった

横暴な態度をとって、リストラされるのが怖かったのも理由の一つ。上司の周りにもリストラに遭った人がいて、「明日は我が身」という気持ちを持ったそうです。さらに、車や家のローンがあったため、失業できないと話していました。それもあって、態度を改めたそうです。

まとめ

現代では社内で横暴な態度をとると、高確率でしっぺ返しが来ます。「自分の時代は当たり前だった」と言っても認められません。従業員に訴えられないためにも、ブラックな上司と言われないための行動をとりましょうね!

津田 剣吾