今年、子どもに何を買った? 2020年の教育改革に向けた先回り消費〜楽天ヒット番付2019から

筆者撮影

2019年も残すところあと1カ月半。「2019ユーキャン新語・流行語大賞」ノミネート語が発表されるなど、巷では今年を総括する動きがちらほら見えてきました。そんな中、楽天株式会社は「楽天ヒット番付2019」を発表。楽天市場や楽天トラベルといった楽天グループの各サービスから膨大な購買・予約データを分析し、2019年に起きた消費動向や関連する社会情勢などを紐解きました。

今回は11月5日に行われた楽天ヒット番付2019の発表会を取材し、発表された結果やトレンドハンター・清水淳さんのお話から、多くの子育て世帯が今年注目しているヒット商品や教育商材を探ります。

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 “中食”や“サスティナビリティ”を意識した商品が家庭に増えた

2019年の消費動向を考える上で、大きな存在となったのが10月1日にスタートした消費税増税。特に、飲食店での持ち帰りは消費税が8%となる「軽減税率」に大きな注目が集まっただけでなく、ウーバーイーツといった出前の盛り上がりなどから「中食」の需要が例年以上に高まった年となりました。

楽天市場でも大型冷蔵庫やタッパー、レシピ本など、中食をより充実させるためのアイテムがヒットしたそう。この傾向は来年以降も続くと見られています。

また「ゆるサス消費」と清水さんが名付けた、日常や趣味の範囲での“ゆるい”サスティナビリティ意識が高まったのも面白い点。今年は「持続可能」を意味する「サスティナビリティ」がいたるところで叫ばれ始め、日常的に簡単に取り入れられる環境に配慮したアイテムを使う人が増えてきました。

楽天市場ではレジかごバッグの売上は前年比123%増、再配達削減のための宅配ボックスは56%増といった傾向が見られました。そのほかにも洗剤の要らないジェルボールや「歯ブラシを持参すると割引」といったエコにこだわる旅行プランの人気も顕著に。ネットフリマなどによって、手元にある不用品を売却して新しいモノを買うというエコシステムが拡大・定着する傾向もありました。

来たる2020年の教育改革に向けた先回り消費

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秋山 悠紀

早稲田大学文化構想学部出身。女子高でサッカー部、フリーター、演劇活動、編集プロダクションなどを経て独立。
子育てへの不安から1年半の保育園勤務の後、第一子を出産。
現在、長男を育てながら女性の生き方、子育て、ジェンダー、社会、旅、ドラマ、映画について執筆中。