今考えると、その頃から「発達に凹凸があるため園に馴染めていない」という、発達の遅れが現れていたんじゃないかと思います。
初めての子どもだったので毎日がとにかく手探り状態で、「我が子が発達障害」なんてこれっぽっちも考えていなかった私。
登園拒否を続ける長男に対して『お母さんお仕事に遅れちゃうから!』『ご飯が食べられなくなってもいいの?』など、かなりキツく当たる日も珍しくありませんでした。
結果的に言うと、長男の登園拒否に対して私が行ったのは「無理やり保育園に連れて行って、あとは先生に任せる」という荒業。
数回ほど園を休ませたりもしましたが、長男の気持ちよりも私の「仕事に遅れる!」という気持ちを優先させていました。
登園拒否〜次男編〜
もともと長男と同じ保育園に通っていた次男ですが、長男が小学校に入学したことによって登園拒否が始まりました。
「お兄ちゃんがいない!」「保育園行かない!いや!」と毎朝ぐずるようになり、頭を抱えていたところ、私の頭にあることが閃きました。
「長男のときは自分の気持ちを優先してしまっていたから、今度は徹底的に次男の気持ちに寄り添ってみよう!」と。
次男には、できるだけ優しい声のトーンで『そっか。行きたくないんだね。お母さんも保育園行きたくないときもあったな〜』『でもね、お友達と遊ぶのも楽しかったな〜おやつも美味しかったし』など、できるだけ保育園の良いイメージを伝えてみることに。
そして、保育園では無理やり先生に引き渡すのではなく、自分も部屋の中に一緒に入って次男の気持ちが落ち着くまで一緒に過ごす日もありました。
そんな作戦でなんとか園には向かうようになったものの、なぜか毎朝顔が冴えない次男。
毎朝、起きた瞬間に「今日保育園?」と聞いてきて、『うん、保育園だよ』と伝えると号泣する始末…。
今の保育園が合っていないのかも?と感じた私は、思い切って違う保育施設の体験日に次男を連れて出かけてみることにしました。