文部科学省によると、2018年度の小・中学校の不登校者は約16万4000人(※1)。
登園拒否をしている子どももやがては小学校という「義務教育」の門をくぐることになるわけですが、「登園拒否が不登校につながってしまうこと」を懸念している親は少なくありません。

必ずしも登園拒否が不登校へつながるわけではありませんが、保育園時代に自分の気持ちを親に受け入れてもらえなかった子どもの中には心に闇を抱え、不登校につながってしまうケースもあるでしょう。

子どもの登園拒否で大切なことは「なぜ拒否をするのか」という子どもの気持ちに寄り添い、解決策を「子どもと一緒になって」模索していくことだと思います。
そうすれば、たとえ良い解決策が見つからなかったとしても、子どもの心にはしっかりと親の愛が伝わるはずです。

【参考】
(※1)「平成30年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」文部科学省

広瀬 あゆみ