比較的素材や品質にこだわるというS.Aさん。里帰り前に用意したオーガニックのベビー服を見て母からこういわれたそう。「こんな一瞬しか使わないものにお金をかけるなんて贅沢な暮らしをさせてもらってるのね。」確かに少し高い衣類ではありますが、赤ちゃんの肌を考え用意したものでした。それは夫も理解してくれていると説明すると「今度はいい旦那自慢ね。お金もあって優しくてよかったわね」と嫌味をいわれたそうです。

そんなつもりは全くなかったものの、若い時苦労した母には面白くなかったのかもしれない、と話してくれました。たいていの母親は我が子の幸せを喜ぶものですが、中にはこういった自分と比べてイライラしてしまう嫉妬型タイプも存在するようです。

まとめ

里帰りは、離れていた親と久しぶりに長時間一緒に過ごす機会でもあります。今まで完璧に見えていた親も実は一人の人間だったと、自分が子供を持ったことで気がつくのではないでしょうか。それぞれが家庭を持つと、同じだったはずの価値観も微妙にずれてきます。また、親しいからこそ本音で接することでお互いが傷ついてしまう、なんてことも。

自分を育ててくれた感謝の気持ちと、もう自分は自立した一人の大人なんだという気持ちが入り混じるからこそ生まれるモヤモヤ。そんな気持ちでいることを、相手を不快にさせず上手に伝えていけるといいですね。

LIMO編集部