5. 【65歳以上の助成】3つの助成は申請のタイミングがすべて違う
ここまでの3つの助成は、いつ申請するかがそれぞれ違います。順番を間違えると、条件を満たしていても助成を受けられないことがあるため、並べて確認しておきましょう。
5.1 スマホは購入した当日に店舗で申請する
スマホの購入費助成は、指定の店舗で購入し、スマホ教室を受けたあと、原則として購入した当日に店舗で電子申請します。江戸川区の場合、区の窓口や電話、郵送などでの申請は受け付けていません。
5.2 エアコンは購入するときに店頭で値引きを受ける
東京ゼロエミポイントは、購入するその場で値引きを受ける方式です。本人確認書類を忘れたり、登録されていない店で買ったりすると、あとから申請して取り戻すことはできません。
5.3 補聴器は購入する前に申請して決定を待つ
補聴器の購入費助成は、購入する前に申請します。葛飾区も目黒区も、助成の決定を受ける前に買った補聴器は対象になりません。
葛飾区の場合は、申請書を用意し、耳鼻咽喉科を受診して医師の意見を書いてもらい、販売店で見積書を取ってから区に申請します。承認の決定通知を受け取ってから購入する流れです。
6. 【注意したい点】65歳以上の助成は期限の前でも受け付けが終わることがある
3つの助成には、申請のタイミングのほかにも注意したい点があります。
6.1 予算に達すると受け付けを終える
スマホの購入費助成は、江戸川区、足立区、墨田区のいずれも、予算額に達した場合は期間内でも受け付けを終えると案内しています。東京ゼロエミポイントも、予算の状況によっては期限より早く終わる場合があります。
6.2 スマホは「初めて」の購入が条件
スマホの購入費助成は、東京都公式アプリに対応し、マイナンバーカードを読み取れるスマホを初めて購入する人が対象です。墨田区や江戸川区では、ガラケーや古いOSのスマホからの買い替えも対象になりますが、条件は区によって違います。
すでに条件を満たすスマホを持っている人は対象外になることがあるため、購入する前に区の案内を確かめておくと安心です。
7. まとめ
東京都に住む65歳以上は、スマホの購入費で最大3万円、エアコンで8万円分の値引き、補聴器の購入費で区ごとに決められた上限額までの助成を受けられる場合があります。
助成を使えば買い物の負担を減らせますが、申請のタイミングや対象になる製品の条件を外すと受けられません。また、スマホとエアコンの助成は、予算に達すると期限の前でも受け付けが終わることがあります。
使う予定がある人は、購入する前に住んでいる区市町村のホームページで条件を確認しましょう。分からないことがあれば、区市町村の高齢者福祉の窓口に相談してみてください。
参考資料
- 東京都デジタルサービス局「高齢者のデジタルデバイド解消に向けたスマートフォン活用支援事業」
- 江戸川区「高齢者スマートフォン購入助成金交付事業」
- 足立区「高齢者の方にスマートフォン購入費等を助成しています」
- 墨田区「スマートフォンの購入費用を最大3万円助成します」
- 東京都・東京都環境公社「東京ゼロエミポイント 事業概要」
- 東京都「東京ゼロエミポイント 新規高効率家電等購入支援事業延長」
- 葛飾区「高齢者補聴器購入費助成」
- 目黒区「高齢者補聴器購入費助成事業」
太田 彩子