3. 【エアコンの購入支援】東京ゼロエミポイントで65歳以上は8万円分の値引き
2つ目は、東京都の東京ゼロエミポイントです。省エネ性能の高い家電への買い替えを支援する事業で、65歳以上の人がエアコンを買う場合は、付与されるポイントが多く設定されています。
3.1 エアコンは8万ポイントで、1ポイントは1円
東京ゼロエミポイントの案内によると、購入した時点で満65歳以上の都民、または障害者手帳を持つ人が対象のエアコンを買うと、8万ポイントが付与されます。1ポイントは1円の値引きにあたるため、8万円分の値引きです。
対象になるのは、多段階評価点3.0以上、またはAPF6.6以上など、事業の条件を満たすエアコンです。設置する場所は、本人が住む都内の住まいに限られます。
実施期間は令和7年8月30日から令和9年3月31日までです。
東京都は令和8年2月18日に、高齢者と障害者向けのエアコンの支援を令和8年度まで延長すると発表しました。ただし予算の状況によっては、期限より早く終わる場合があります。
3.2 エアコンの値引きは購入するときに店頭で受ける
この支援は、登録された販売店で購入するときに値引きを受ける方式です。購入する店で、満65歳以上であることが分かる本人確認書類か障害者手帳を見せます。
購入したあとに個人で申請することはできません。値引きを受けずに買ってしまうと、あとから8万円分を受け取ることはできないので注意が必要です。
4. 【補聴器の購入費助成】区によって上限額と所得の条件が違う
3つ目は、補聴器の購入費の助成です。区が独自に行っている制度で、上限額や対象になる所得の条件は区ごとに異なります。
ここでは葛飾区と目黒区の例を確認します。
4.1 葛飾区は住民税非課税の人に14万4900円まで
葛飾区は、満65歳以上で、耳鼻咽喉科の医師から補聴器の装用が必要と認められた人が対象です。助成の上限額は、住民税非課税の人が14万4900円、住民税課税の人が7万2450円です。
購入額が上限に届かない場合は、購入額が助成されます。過去5年以内にこの助成を受けていないことも条件で、補聴器本体のほか付属の電池や充電器なども対象です。
集音器は対象になりません。
4.2 目黒区は住民税非課税の人に7万円まで
目黒区は、満65歳以上で住民税非課税の人が対象です。聴覚障害による補装具費の支給の対象にならず、耳鼻咽喉科の医師から認められた人に、7万円を上限に助成します。
上限の7万円は、令和8年4月1日の申請分から適用されています。助成は1人1回限りです。
ほかにも板橋区、豊島区、中央区、江東区、江戸川区、荒川区などが補聴器の購入費を助成しています。住んでいる区の上限額や条件は、区のホームページで確かめられます。