今も昔も健在の嫁イビリをする義両親。「我が家は代々こうしてきた」という大義名分のもとに、嫁たちへのハラスメントを行う義実家もあるようです。
・「夫は兄弟そろって国立大学出身。教育ママだった義母はまだ小さい我が子に、読み書きと算数はどれくらいできるのかテストしてきます。そして、年の近い従妹と進度を比べる始末。『教育は母親の役目。将来困るのは子どもたちなんだから』と言われ、自分の実践した勉強法を説明され、苦笑いでどうにかやり過ごしています」
・「お店を営んでいた義母。『私はこの子を背負って店頭に立っていた』と私に働きに出る様圧力をかけてきます。昔みたいに簡単に子どもを預けられたり、背負って働ける環境ばかりじゃないことを理解してほしいです」
・「掃除が大好きな義母は、我が家にやってくると無言でため息。確かにおもちゃであふれているけれど、小さい子どもがいたらスッキリさせるほうが不可能…旦那が小さい時は汚れていたはずなのに、ダメ嫁認定されて辛いです」
時代や環境が違うのに当時と比較され嫌味を言われるのは、かなりストレスに感じるようです。
夫から見た私の実家
ついつい嫁の立場で義実家がおかしい!と主張しがちですが、妻の実家に帰省した際に違和感があるのは夫も同じ。決して居心地はよくないようです。
・「公務員で何事もきっちりとしたい私の父は、家族全員が食卓に着いて顔をそろえるまで食事をとらせません。それは今も同じで、『いる人から食べて席を立つ』家庭で育った夫はいつも、学校みたい…と緊張するそうです」
・「肩書が大好きな実母。大手に勤める私の夫が自慢のようで、帰省するたび『今はどんな部署にいて役職名は何なの?』と夫を質問攻めにします。名刺も欲しがるので、いつも間に立って阻止しています」
男性は女性に比べモヤモヤすることも少ないようですが、経験したことのない家庭で数日過ごすのはやはり疲れがでるよう。帰宅すると「やっぱりうちが一番」とつぶやくんだとか。
まとめ
「育ってきた環境が違う」というのは、仕方のないことです。自分も相手も長年その土地で暮らし、それが常識だと思ってきたので、相手の違和感になかなか気づきません。また、血がつながっていたら許せる発言も、義理の家族だからカチンときてしまうこともあるかも。
一生分かり合えない部分も多いかもしれませんが、自分はこういったバックボーンなので驚いたり面白いと感じたなど、同じ基準ではないことをやんわり伝えながらストレスなく接していけるといいですね。
LIMO編集部