専業主婦(夫)がiDeCoを始めるメリットと注意点。1からわかる「iDeCoの始め方」

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、国が支援する「老後資金を作るための仕組み」です。2017年に制度が変わって、専業主婦(夫)でも利用できるようになりました。
この記事では、専業主婦(夫)がiDeCoを始めるメリットや知っておきたい注意点についてわかりやすく解説します。

自分名義の老後資金が作れる

専業主婦(夫)がiDeCoを始める一番のメリットは、ズバリ「自分名義の老後資金が作れること」にあります。

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そもそも、iDeCoとは長期間にわたって資産運用ができる投資システムのことです。節税対策としても利用できるため高い関心を集めています。

主な節税ポイントは、下記の3点です。

1.掛け金が税金の対象にならないため、所得税や住民税などが安くなる(掛け金が全額所得控除の対象)
2.運用で増えたお金に税金がかからない(運用益が非課税)
3.給付の受け取りで税優遇が受けられる

ところが、そもそも所得税などの税金を払っていない専業主婦(夫)では、「税金が安くなる」というメリットを活かせません。そのため、「専業主婦(夫)がiDeCoを始める意味って本当にあるの?」と疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。

iDeCoは本人名義のiDeCo口座を開設して資産運用する仕組みで、給付は本人しか受け取れません。離婚した場合でも、自分だけの資産になるのです。これは専業主婦(夫)にとって、見逃せないメリットといえるでしょう。

専業主婦(夫)の掛け金の上限は月額2万3000円、年額27万6000円です。仮に、30歳から60歳までの30年間、上限の27万6000円を掛け続けた場合は、積立額の合計が828万円になります。

掛け金の支払い方法は、本人名義の銀行口座からの引き落としに限られます。専業主婦(夫)で掛け金を自分で用意できない場合、収入のある夫(妻)が妻(夫)名義の口座にお金を補充するようなスタイルになることもあります。夫がまとめて支払うことはできないので、残高不足にならないように十分注意しましょう。

離婚するなどして掛け金が払えなくなったとしても、iDeCoは基本的に60歳まで解約できません。掛け金の金額変更や一時停止をすることは可能なので、上手に活用しましょう。将来的に仕事を始めたときには、所得税控除のメリットも活かせるようになります。

運用益が非課税で、給付の受け取りもお得

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。