逃げる・助けを求めるときの行動を教える
子供だけで行動している場合や、一人でいるときなどに声かけをされて「嫌だ」「怖い」と感じたら周りにいる人に助けを求めるようにと、子供に伝えている方も多いですよね。そんな助けを求める方法を伝えるときに、教えておきたいのが「助けて」などの声を発するとともに、腕を振るなどジェスチャーでも注意を引くようにすることです。
子供が大声を出しているだけでは、遊んでいると思われてしまうことも多いのですが、大きな身振りもプラスすることで周囲の人に緊急性を伝えることにつながるのです。また確実に危険な状況という事を知らせやすい防犯ブザーは、ときどき使い方をおさらいしたり、取り付ける位置が適当か確認しておきましょう。
ほかにも逃げなくてはいけないシチュエーションでは、ランドセルやバッグなどを捨てて逃げるようにと教えることも良い方法です。身軽になれば、それだけ安全な場所に逃げる確率が上がるという事も一緒に伝えておきましょう。
子供を守る方法2.安心できる環境作り
周囲の人たちと連携しよう
声かけから子供を守るためには、知り合いでも用心するようにとお話しましたが、「友達の親や近隣の人に、子供が失礼な態度をとったと思われたくない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
そんなトラブルを避けるためには、周囲の大人たちにも同じ意識を持ってもらうことが必要です。
ママ友・パパ友と一緒に防犯について話し合い、例え友達の親であっても子供たちに注意する意識を持たせることで、お互いの子供を守るようにしようと伝えると、お互いに理解しやすいですよ。
また子供のいない知り合いにも、子供だけでいるときの防犯術を覚える手伝いをしてほしいというような言葉であれば、快く受け入れてもらえます。