ファナックや信越化学工業が大幅上昇! 日経平均株価は反発

【東京株式市場】 2019年10月18日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、一時+200円弱高で年初来高値を更新

2019年10月18日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,492円(+40円、+0.2%) 小幅反発
  • TOPIX 1,621.9(▲2.1、▲0.1%) 小幅続落
  • 東証マザーズ株価指数 840.3(+3.0、+0.4%) 続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,053、値下がり銘柄数:1,002、変わらず:100
  • 値上がり業種数:18、値下がり業種数:15
  • 年初来高値更新銘柄数:82、年初来安値更新銘柄数:5

東証1部の出来高は10億8,228万株、売買代金は1兆9,968億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした。特に目立ったニュースがなく、来週後半以降の決算発表本格化を控え、様子見スタンスが継続されました。売買代金は2兆円へわずかに届かず、連日の2兆円割れとなっています。

続きを読む

そのような中、日経平均株価はやや荒い値動きとなりました。寄り付きから+100円前後で推移していましたが、前場の終盤に突然の急騰を見せ、一時+198円高(22,649円)まで上昇して年初来高値を更新しました。しかし、後場に入ると沈静化し、+50円高の22,500円を挟む攻防となりました。

結局、最後は小幅続伸で終わったものの、ザラバ高値から150円近く下落しています。また、終値の22,500円台回復もお預けとなりました。

なお、TOPIXは日経平均株価のように突然急騰するような値動きはなく、後場はマイナス圏に沈んだまま引けて続落となりました。

東証マザーズ株価指数は続伸、売買代金はついに50日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,092万株、売買代金541億円となり、いずれも前日より小幅に減少しました。依然として個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は50日連続の1,000億円割れとなりました。売買代金1,000億円は決して高い水準ではないので、それだけ個人投資家の投資マインドが冷え込んでいることを示唆しています。

なお、株価指数は続伸となりましたが、依然として900ポイント回復は遠い状況と言えましょう。

オムロンやTDKが年初来高値更新、資生堂や花王などディフェンシブ銘柄は下落目立つ

個別銘柄では、ファナック(6954)が大幅高となり、ファーストリテイリング(9983)や信越化学工業(4063)も大きく値を上げました。

また、ハイテク株の一角への見直し買いが続き、オムロン(6645)、TDK(6762)、アドバンテスト(6857)、太陽誘電(6976)などが年初来高値を更新しています。

その他では、楽天(4755)が買い戻されて上昇したのが目を引きました。

一方、ディフェンシブ銘柄に下落が目立ち、資生堂(4911)が大幅安となり、花王(4452)も大きく値を下げました。

また、武田薬品工業(4502など医薬品株も冴えない値動きとなり、アサヒグループホールディングス(2502)やキリンホールディングス(2503)などビール株も大幅下落で引けています。

その他では、引き続き外食株が利益確定売りに押され、吉野家ホールディングス(9861)が大幅続落となり、松屋フーズホールディングス(9887)や日本マクドナルドホールディングス(2702)も下落したのが注目されました。

新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ(4565)やブライトパス・バイオ(4594)が大幅上昇となり、メディア工房(3815)はストップ高まで買われました。一方、ウォンテッドリー(3991)は年初来安値を更新する3日続落で引けています。

葛西 裕一

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。

あわせて読みたい

国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。