4. 街歩きで実感した、片手で撮影できる気軽さ

実際に街歩きでWiFiデジカメを使ってみると、スマートフォンとは異なる扱いやすさを感じました。

スマートフォンは撮影した写真をすぐ確認でき、地図やSNSなどの機能も1台にまとまっています。一方で、近年は本体サイズが大きくなった機種も多く、手の大きさによっては撮影時の持ちやすさが気になることがあります。

筆者は手が小さいため、スマートフォンでシャッターを切る際には両手で持たないと不安定に感じる場面がありました。

WiFiデジカメは片手で安定して持ちやすく、さっと取り出してシャッターを切る動作が負担になりにくい印象です。

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筆者撮影

筆者撮影

撮影のたびにスマートフォンを両手で構える必要がなく、歩きながら気になった風景を気軽に撮影できます。画質だけでなく、撮影までの手軽さもカメラ選びの判断材料になると感じました。

5. 約2000万画素・デジタル4倍ズーム。画質よりも気軽さを重視

WiFiデジカメは1/2.8型CMOSセンサーと約2000万画素の撮像素子を搭載しています。デジタル4倍ズームにも対応しており、街歩きや日常のスナップ撮影に使える仕様です。

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出所:株式会社慶洋エンジニアリング

出所:株式会社慶洋エンジニアリング

近年のスマートフォンはカメラ性能が進化しているため、画質だけを比較した場合に、WiFiデジカメが常に優位になるわけではありません。

暗い場所での撮影やズーム、細部の描写などでは、スマホカメラに軍配が上がる場合も多いでしょう。WiFiデジカメは「気軽に撮影できること」に比重を置いていることは理解しておく必要があります。

撮影の中で思いのほか楽しく使えたのが、10種類のカラーエフェクトです。手軽に撮影した写真に異なる表現を加えられるため、日常の風景を少し変わった雰囲気で残したいときにも活用できます。

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筆者撮影

筆者撮影

街歩きで撮影する際も、ただ記録するだけでなく、色合いや雰囲気を意識しながら撮影する楽しさがあります。

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筆者撮影

筆者撮影

スマホでもフィルターや編集機能は利用できますが、カメラ本体に搭載された撮影モードを切り替えながら撮影することで、写真を撮る時間そのものに意識を向けやすくなります。

普段見慣れた街の風景でも、撮影モードを変えてみることで、作品として残したい一枚を探す楽しみが生まれると感じました。

6. スマホを代用するものではなく、シーンで使い分けることが重要

WiFiデジカメは一眼レフやミラーレス一眼のような本格的な撮影機材とは役割が異なります。また、スマホの完全代用品になるものでもありません。

WiFiデジカメが提供するのは、写真を楽しむための「撮影方法の選択肢の幅」と「撮影をより楽しむことができる体験価値」です。

筆者は街歩きのレビューを通して、カメラを持ち歩く負担が小さくなることで、撮影する機会が増え、いろいろな用途をこなすスマホと比較して、より撮影に没頭することができました。

スマホカメラの進化は凄まじく、誰でも綺麗な写真を撮影することは簡単になりました。しかし、なんだか味気ない、もっと純粋に撮影を楽しみたいという気持ちを持っている人には、WiFiデジカメはおもしろい選択肢になるかもしれません。

参考資料

大蔵 大輔