1. 【2026年9月8日公表】7月に支払われた特別給与は一般労働者で19万2945円だった

厚生労働省は2026年9月8日、毎月勤労統計調査の2026年7月分結果速報を公表しました。

事業所規模5人以上の一般労働者について、特別に支払われた給与は19万2945円でした。前年同月比は6.3%の増加です。

1.1 現金給与総額57万8123円のうち3分の1が特別給与

7月の現金給与総額は57万8123円で、前年同月比4.7%の増加でした。

この内訳は、きまって支給する給与が38万5178円、特別に支払われた給与が19万2945円です。7月は夏の賞与が支払われる月にあたるため、特別給与が全体の3分の1ほどを占めています。

きまって支給する給与のうち、所定内給与は35万6413円、残業代などの所定外給与は2万8765円でした。

1.2 特別給与の伸びはきまって支給する給与を上回った

前年同月比を見ると、きまって支給する給与が4.0%増、所定内給与が3.9%増だったのに対し、特別に支払われた給与は6.3%増でした。

毎月の給与よりも賞与のほうが伸びが大きかったことになります。

2026年7月の一般労働者の現金給与総額57万8123円のうち、特別に支払われた給与は19万2945円でした1/2

毎月勤労統計調査2026年7月分結果速報による一般労働者の現金給与総額ときまって支給する給与、所定内給与、特別に支払われた給与の内訳

出所:厚生労働省「毎月勤労統計調査 2026年7月分結果速報」を参考にLIMO編集部作成

2. 役職別の年収の目安はいくら?

管理職の年収として紹介される金額は、賞与をどう見込むかで大きく変わります。

2.1 もとになるのは所定内給与額の月額

厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査によると、一般労働者のうち雇用期間の定めのない方について、男女計の所定内給与額は部長級が月63万5800円でした。

課長級は月52万9200円、係長級は月39万9200円、非役職者は月31万500円です。

この調査が公表しているのは月額までで、年収そのものは公表されていません。

2.2 年収の目安のうち254万3200円は仮定して置いた額

年収の形にするには、月額を12倍したうえで、賞与を何カ月分か見込んで足すことになります。この記事では賞与を4カ月分と置きました。

部長級なら、月額63万5800円を12倍した762万9600円に、賞与4カ月分の254万3200円を加えて1017万2800円です。

課長級は635万400円に211万6800円を加えて846万7200円、係長級は479万400円に159万6800円を加えて638万7200円になります。

つまりこの1017万2800円のうち4分の1は、調査で公表された数値ではなく、賞与を4カ月分と置いた仮定から出ている部分です。

賞与の月数は勤務先によって違いますので、この4カ月分はあくまで計算上の置き方だとお考えください。