【生活保護】来月10月分から特例加算は月2500円へ。ただし増えるのが「80円」だけの世帯もあるのはなぜ? 令和9年度以降は未定。定期検証は1年前倒しで実施される 2026.09.15 11:01 公開 執筆者中本 智恵 生活保護の生活扶助基準には、特例加算という上乗せがあります。厚生労働省の生活保護基準部会の資料によると、この加算が来月10月分から1人あたり月2500円になります。いまは1500円なので、1000円の引き上げです。ただし引き上げ後も基準額がまったく動かない世帯があります。高齢単身世帯(65歳)の1級地-1は7万6880円のまま据え置きです。その分かれ目を確認していきます。 この記事のポイント 生活保護の特例加算は、来月10月分から1人あたり月2500円になります。いまの額からの引き上げ幅は、世帯ごとに同じではありません 高齢単身世帯(65歳)の1級地-1は7万6880円で、令和7年度から変わりません。加算が増えても基準額が動かない理由があります 同じ高齢夫婦世帯でも、増えるのが80円にとどまる場合があります。級地ともうひとつの措置が、増え方を決めています 記事の続きを読む 1/2 出所:厚生労働省「令和8年度生活扶助基準の見直しについて」(第55回社会保障審議会生活保護基準部会 資料4)をもとにLIMO編集部作成 Check! 生活保護の生活扶助基準には、特例加算という上乗せがあります。厚生労働省の生活保護基準部会の資料によると、この加算が来月10月分から1人あたり月2500円になります。いまは1500円なので、1000円の引き上げです。ただし引き上げ後も基準額がまったく動かない世帯があります。高齢単身世帯(65歳)の1級地-1は7万6880円のまま据え置きです。その分かれ目を確認していきます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 今月に大綱を決定して臨時国会へ【飲食料品は令和9年4月から1%】「給付付き税額控除」8%に戻る前に何が始まるかをチェック 9月に大綱が決定され、臨時国会に法案が提出される見込みです。飲食料品の消費税率は令和9年4月から2年間1%に引き下げられ、令和11年4月には元の8%に戻すとされています。1%の期間中も令和9年6月以降は給付が先行導入され、税率と給付の2段階で負担軽減が届く形です。日本で消費税を導入して以来はじめての減税で、8%に戻るときの負担についてどう説明されているのかを見ていきます。 今月、大綱決定へ【給付付き税額控除】就労していない高齢者は対象外《対応の結論は令和12年までに》令和9年4月からの動きを確認 給付付き税額控除は、9月に大綱を決定して臨時国会に法案を提出するという段階に来ています。ただし、令和11年度から本格導入される「所得に連動したきめ細かな給付」が着目しているのは中所得・低所得の現役勤労者で、就労していない高齢者は対象外とされています。対象外となる方への対応は継続検討とされ、結論は次期年金法改正が予定されている令和12年までとされています。この記事では、対象外となる方への対応がどのように示されているのかを確認していきます。 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #生活保護 #支給額 #物価高 #公的扶助