株式会社ヨドバシカメラが2026年9月16日、名古屋駅前に「マルチメディア名鉄名古屋店」を開業します。
名鉄名古屋駅と名鉄バスセンターに直結する名鉄ビルへの出店で、2026年2月に営業を終了した名鉄百貨店本店が入っていた建物を活用します。
ヨドバシは6月にも池袋駅東口に大型店を開業しており、両店には駅直結という立地に加え、商品を実際に試せる売場を組み込む共通点があります。
名古屋店の特徴と池袋での展開から、同社が都市部で大型店を出す狙いを読み解きます。
1. ヨドバシカメラが名古屋駅前に新店舗
「ヨドバシカメラ マルチメディア名鉄名古屋店」の出店場所は名鉄名古屋駅と名鉄バスセンターに直結する名鉄ビルです。名鉄百貨店本店は2026年2月28日に営業を終了しており、ヨドバシカメラはその建物の地下1階から4階に入ります。
総売場面積は約1万1900平方メートル。名鉄名古屋駅に直結する立地を生かし、通勤・通学客だけでなく、旅行やビジネスで名古屋を訪れる人も取り込む店舗として展開します。
テレビやパソコン、スマートフォン、カメラ、生活家電などに加えて、AI関連機器を実際に試したり、カメラを試し撮りしたりできる売場を用意します。
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出所:株式会社ヨドバシカメラ
価格やスペックの比較はECでもできますが、装着感や操作性、サイズ感などは実物を確認したほうが判断しやすい基準です。名古屋店では、こうした購入前の確認を店舗の役割として前面に出しています。
コスメ売場では約8000アイテムを扱い、韓国・中国コスメやフェイスマスクなどを展開。ホビー、カプセルトイ、日用品、医薬品、キッチン用品なども取り扱います。
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2. 2026年6月にオープンした池袋店との共通点
池袋店と名古屋店との共通点は、駅に直結した立地と、実店舗ならではの体験を重視していることです。
2026年6月30日に池袋駅東口にオープンした「マルチメディア池袋」は、地下1階から地上6階までの7フロア、総売場面積約3万3000平方メートルで、関東最大級となる店舗です。
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6階に株式会社石井スポーツと株式会社アートスポーツの店舗を展開し、登山、スキー、アウトドア、ランニング、トレイルランニング、フィットネス、スイミング、テニスなどを扱います。2店舗の売場面積は合計約5600平方メートルです。
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7階には「ヨドバシゴルフ池袋店」を開業。約1050平方メートルの売場に約1万4000アイテムをそろえ、弾道測定器「トラックマン」を備えた試打室も設置しています。
9月19日には地下1階に「Liquor Worldヨドバシ池袋店」を開業し、約3500アイテムの酒類を展開。同じフロアには日本酒の試飲などを楽しめる「Yodobloom SAKE池袋店」もオープンします。
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池袋では、スポーツ用品やゴルフ用品、酒類といった専門性の高いカテゴリーを、専門店や体験型の売場として組み込んでいます。
名古屋店のAI機器やカメラの体験売場と合わせて見ると、商品を「買う」だけでなく、購入前に試したり相談したりする場を広げていることが分かります。