【厚生年金と国民年金】「額面と手取り」の差はいくら?額面20万円の手取りシミュレーションとIFAが教える穴埋め術 2026.09.17 18:32 公開 執筆者川勝 隆登 公的年金の受給額は、現役時代の加入記録により一人ひとり異なります。令和6年度の厚生年金における平均年金月額は額面で15万289円(全年齢)とされています。また、2025年の家計調査では、65歳以上の夫婦のみ無職世帯の実収入は平均25万4395円ですが、そこから税金や社会保険料として3万2850円が引かれるとされています。実際の振込額と手元に残る金額の幅について確かめていきましょう。 この記事のポイント 厚生年金の平均年金月額は令和6年度で〈全体〉15万289円、〈男性〉16万9967円、〈女性〉11万1413円。いずれも国民年金の金額を含む合計であり、上乗せ分だけの金額ではない 年金からは介護保険料、医療保険料、住民税、所得税が引かれ、手元に残るのは額面の約80%〜85%。65歳以上・夫婦のみの無職世帯では実収入25万4395円のうち3万2850円が非消費支出 額面月20万円から4つを引いた手取りが、前提の置き方によってどこまで広がるのかを独自に試算した 記事の続きを読む 1/7 出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、「厚生年金と国民年金の仕組み」と、振込周期による受給額の違いを確認します。令和6年度の平均年金月額は厚生年金で全体15万289円ですが、ここから社会保険料や税金が引かれます。額面と手元に届く金額の差を押さえながら、ご自身の見込み額をみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【来月10月15日は年金支給日】働き方で年金はここまで変わる!《モデルケース》厚生年金中心の男性は17万6793円、第1号中心なら6万3513円 厚生労働省が示した「多様なライフコースに応じた年金額」を5パターンで比べます。厚生年金期間中心の男性は月17万6793円、国民年金第1号期間中心の男性は6万3513円で、差は11万円超。女性は厚生年金中心13万4640円、第1号中心6万1771円、第3号中心7万8249円です。ただし、これは2026年度に65歳になる人の例で、実際の額は加入期間と収入で変わります。2026年度の改定内容や支給日、受給額の分布もあわせて確認します。 【年金受取口座】あとから変更できる!「どこでも同じじゃない」銀行によって特典や優遇が異なる。口座変更の手続きの流れ・必要書類 年金の受取口座をなんとなく「使い慣れた銀行」や「地元の口座」に設定していませんか。実は指定する金融機関によって、定期預金の金利が年0.9%に優遇されたり、現金1万円の特典が得られたりと大きな差が生まれます。すでに受給中の場合でも受取口座の後から変更は可能ですが、手続きのタイミングを間違えると入金が遅れるリスクも。損をしない口座選びの着眼点と失敗しない変更手順を紐解きます。 【老齢年金の確定申告】400万円以下なら不要?雑所得の計算方法から還付で得するケース、住民税の注意点まで解説 年金だけで暮らしていれば確定申告はいらない、と聞いたことがあるかもしれません。国税庁によると、公的年金等の収入金額の合計が400万円以下であることに加えて、公的年金等以外の所得金額が20万円以下であることも必要です。2つの条件をどちらも満たしたときに申告が不要になります。申告しなくてよい場合でも、したほうが得になることがあります。この記事では、その条件を確認していきます。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #天引き #公的年金