ソフトバンク、営業利益率が最も高い事業は携帯ではなかった。昨秋以降の株価が水準を切り上げた背景を探る 流通9,235億円とファイナンスの営業利益率22.8%。通信の外側に育った収益源をセグメント別に分解する 2026.09.17 18:40 公開 執筆者石津 大希 ソフトバンク(9434)と聞けば、まず携帯電話が思い浮かぶ。私も長いあいだ、この会社の決算を通信料収入の増減として眺めていた。ところが2026年3月期のセグメント別の数字を並べ直すと、営業利益率が最も高いのは携帯ではない。昨秋以降の株価の動きも、その構造と無縁ではなさそうだ。早速動きを見ていこう。 ※本記事中の株価は、過去の株式分割の影響を調整した値を使用しています。 この記事のポイント 2026年3月期の営業利益率はファイナンスが22.8%で全セグメント中の首位。携帯を含むコンシューマの18.4%を上回る。 流通の売上収益は9,235億円で連結の13.1%。前期比3割増と、6セグメントで最も高い伸びを記録した。 2027年3月期1Qの営業利益は3,022億円。通期予想1兆1,000億円に対する進捗率は27.5%となっている。 記事の続きを読む 1/2 出所:ソフトバンク株式会社 有価証券報告書をもとに筆者作成 Check! 次のページでは、「ソフトバンク」を携帯の会社と呼ぶとき、その肩書きでは説明しきれない収益の並びを取り上げます。ファイナンス事業の営業利益率は22.8%に達し、流通事業は3割の増収となっています。株価が200円台前半での膠着から切り上がった局面が何を映しているのかも、あわせて確認します。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 ソフトバンクグループ、2026年3月期通期は当期利益+334%。営業キャッシュフローはマイナス、株価の大きな振れの背景に何があるのか ソフトバンクグループの2026年3月期通期は当期利益が前期比+333.7%。一方で営業キャッシュフローは流出超に転じ、有利子負債は24兆円台へ膨らんだ。株価の大きな振れを資本配分から整理する。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #株価 #決算 #株式投資 #上場企業 #ソフトバンク