【国外財産調書】海外資産5000万円超で提出義務。「1件あたり」はいくら?国内の貯蓄統計は4000万円以上で打ち切り 2026.09.14 06:48 公開 執筆者LIMO編集部ウェルスマネジメント班 国外財産調書は、年末時点で5000万円を超える国外財産がある人が、翌年6月30日までに税務署へ提出する書類です。令和6年分は1万4544件が提出され、総財産額は8兆1945億円。前年から26.3%増えています。1件あたりに直せば約5億6300万円、提出義務の基準の11倍あまりです。何を持っている人が出しているのか、出さなかった場合はどうなるのかも、あわせて確かめます。 この記事のポイント 国税庁によると、令和6年分の国外財産調書の総提出件数は1万4544件、総財産額は8兆1945億円で、前年からそれぞれ9.8%、26.3%増えました。 財産の種類別では有価証券が5兆4817億円で66.9%を占め、局別では東京局が件数の63.7%、財産額の80.6%を抱えています。 提出しなかった場合や記載しなかった場合は過少申告加算税等が5%加重され、書類の提示請求に応じないと加重割合が10%に引き上がります。 記事の続きを読む 1/3 出所:国税庁「令和6年分の国外財産調書の提出状況について」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この図の総財産額8兆1945億円を提出件数で割ると1件あたりいくらになるのかを確かめます。答えは約5億6300万円。提出義務の基準は5000万円超ですから、実際に出している人の平均はその11倍あまりです。誰がいつまでに出すのか、出さない場合の加算税もあわせてみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 年金生活者支援給付金を受け取っているのは781万9978件で、月額の総額は338億5700万円です。よく知られているのは老齢年金生活者支援給付金ですが、実際には4種類あり、平均給付金額もそれぞれ違います。老齢は月4146円で、令和8年度の基準額である月5620円を下回っています。4種類の件数と平均額、そして老齢の給付額がどう計算されるのかまで解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #資産家 #富裕層 #確定申告