相続した実家を使わないまま放置していると、管理費や固定資産税がかかるだけでなく、老朽化による倒壊や近隣トラブルのリスクも高まります。
さらに、相続登記の義務化や空き家対策の強化により、放置し続けるのは困難です。
そこで本記事では、放置実家をできるだけ損せず売却するための手順を解説します。手をつけていない実家がある方はぜひチェックしてください。
1. 放置実家をそのままにするリスク
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ここではまず、放置実家をそのままにしておくリスクについて、法律や自治体の決まりを中心に解説します。
1.1 建物の老朽化
家をきれいに保つには定期的な手入れが必須です。そのため、放置期間が長くなるほど建物は傷み、売却価格が下がる可能性は高いでしょう。
特に雨漏りやシロアリ、境界未確定などがあると、売却時のトラブルにつながるため注意が必要です。
1.2 相続登記の義務化
2024年4月より、相続登記が義務化されました。
不動産を相続で取得したことを知った日から3年以内に登記申請をする必要があり、正当な理由なく怠ると過料の対象になることもあります。
まだ相続登記を行っていない場合、大きな問題となる可能性があるので、すぐに登記の準備を始めましょう。
1.3 「管理不全空き家」指定
管理が不十分な空き家は、自治体から「管理不全空き家」に指定される可能性があります。
指導や勧告を受けても改善しない場合、固定資産税の住宅用地特例が外れ、税負担が増えるおそれがあります。
建物の劣化が進む前に、売却・解体・活用の方向性を決めましょう。