50歳代・60歳代のおひとりさま、60歳代で1500万円以上を持つ人は「4人に1人」《増やすから使うへの切り替えを確認》 2026.09.11 16:02 公開 執筆者宮野 茉莉子 50〜60歳代のおひとりさま世帯にとって、定年後のお金は避けて通れない重要な課題です。現役時代の「資産を増やす」意識のまま定年を迎えてしまうと、せっかく築いた蓄えを活かしきれないおそれがあります。老後を安心して暮らすには、適切な時期に「資産を使う」方向へ舵を切ることが大切です。同世代のリアルな貯蓄傾向を把握し、後悔しないための具体的な準備ステップを分かりやすく整理します。 この記事のポイント 50歳代おひとりさまの貯蓄は中央値120万円、60歳代は300万円。平均との差は大きく開いています。 一方で、1500万円以上を持つ人は60歳代でおよそ4人に1人。まとまった蓄えを築いた層もいます。 この年代は、お金の役割が切り替わる分かれ目です。段階的に舵を切る手順を本文で確認します。 記事の続きを読む 1/2 出所:金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)〔単身世帯〕」をもとにLIMO編集部作成 Check! 単身世帯の貯蓄割合を示す円グラフでは、まとまった蓄えを持つ層の比率やおひとりさまの資産の広がりが一目で把握できます。次のページでは、「増やす」から「使う」へなめらかに移すための設計を紹介しています。運用と現金の比率の点検から、取り崩し用のクッションの用意まで確認できます。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【老後資金早見表】年金に頼らず65歳から100歳まで過ごすのに必要な金額は「夫婦1億2470万円・ひとり6780万円」 「人生100年時代」といわれますが、実際に65歳から100歳まで過ごすとなると、いくら必要なのでしょうか。総務省の家計調査年報2025年によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯の支出は月29万6829円、単身無職世帯は月16万1435円でした。この支出が35年続くとすると、夫婦で約1億2470万円、おひとりさまで約6780万円になります。公的年金でどこまで賄えるのかを、早見表で確認していきます。 【1ドル153円前半に】「円高」進行中でもオルカンやS&P500の「積立投資をやめなくても大丈夫」な理由 急速な円高進行に伴い、オルカンやS&P500で積立投資を続ける投資家の間で不安が広がっています。これまで追い風だった為替局面が一転し、目先の基準価額が下落するなか「今すぐ積立を止めるべきか」と悩む方も多いはずです。しかし、相場の短期的な変動に振り回されると長期運用のメリットを逃す危険があります。急変時でも慌てずに運用を継続できる理由と、下落期を味方につけるための投資視点を詳しく整理します。 年金生活、資産の取り崩しは預貯金だけじゃない?「毎月分配型投資信託」の活用方法&メリット・デメリット「資産の寿命を延ばす」3つの工夫 年金だけで生活費が足りない場合、貯蓄を取り崩すことになりますが、その資産の置き場所は預金だけではありません。投資信託で運用しながら取り崩す方法や「毎月分配型」を使う方法もあります。1000万円を毎月3万円ずつ取り崩した場合の資産寿命をシミュレーションし、毎月分配型投資信託のメリット・デメリットと選ぶ際の注意点を解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #貯蓄 #資産運用 #預金