【来月10月分から】「年金生活者支援給付金」の所得基準は82万6500円に。9月分までの80万9000円から引き上げ 9月1日以降に順次届く請求書を出せば、2年目以降の手続きは要らない 2026.09.13 13:51 公開 執筆者木村 悦朗 老齢年金生活者支援給付金の基準額は、2026年度で月5620円です。ただしこれは基準額であり、実際に受け取っている方の平均は月4146円(2025年3月時点)となっています。65歳以上で世帯全員が市町村民税非課税であることなどの支給要件を満たす場合に上乗せされるしくみです。ご自身が対象になるかや支給額の決め方について、給付金のルールや手続きとともに確かめていきましょう。 この記事のポイント 老齢の所得基準額は令和8年10月分から82万6500円以下(昭和31年4月1日以前生まれは82万4100円以下)に引き上げ、令和8年9月分までは80万9000円以下 2025年3月時点の平均給付月額は老齢4146円・障害5727円・遺族5228円で、2026年度の老齢の給付基準額である月5620円とは時点が違う数字 物価が2%上がった年に、給付金と利率が固定された受け取りで実質の価値がどこまで分かれるのかを独自に試算した 記事の続きを読む 1/5 出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、「60歳代の資産運用に関する相談事例」と、資産づくりを進めるうえで押さえたいポイントを確認します。口座を開いたまま活用できていない60歳代の方の悩みに対し、IFAが3つの視点から見直し方を整理します。物価の動きに備える考え方についてみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 今月、大綱決定へ【給付付き税額控除】就労していない高齢者は対象外《対応の結論は令和12年までに》令和9年4月からの動きを確認 給付付き税額控除は、9月に大綱を決定して臨時国会に法案を提出するという段階に来ています。ただし、令和11年度から本格導入される「所得に連動したきめ細かな給付」が着目しているのは中所得・低所得の現役勤労者で、就労していない高齢者は対象外とされています。対象外となる方への対応は継続検討とされ、結論は次期年金法改正が予定されている令和12年までとされています。この記事では、対象外となる方への対応がどのように示されているのかを確認していきます。 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #年金生活者支援給付金 #老齢年金 #給付金 #老齢年金生活者支援給付金