夫側にとっても、妻側にとっても、どちらにしても孫は孫。同じ孫のはずなのに、その対応の違いにイライラしたり、無邪気な子どもの言葉にハラハラしたり。

今回は孫の誕生日にともなう、おじいちゃん・おばあちゃんのプレゼントにまつわるエピソードを集めました。

妻実家からは毎年プレゼントとカード

「実家の母は、私が小さいころから誕生日を祝ってくれていました。大人になってから物でのプレゼントこそ減りましたが、毎年『おめでとう』の電話を欠かさずくれます。私に子どもが産まれ、孫ができてからもその傾向は変わらず、毎年誕生日にちょっとしたプレゼントとバースデーカードを送ってくれます。

ですが、主人の実家からは孫の誕生日に連絡がきたことすらありません。孫の誕生日を覚えてないのでは?…と真剣に思ってしまいます。」特別なことをしてほしい訳ではありませんが、やはり誕生日には、お祝いの言葉をもらえるだけでもうれしいものです。

子どものうちは、誕生日やクリスマスが1年の中でも大事な思い出となる日。そんな大事な日を、幼い頃の思い出として、おばあちゃんやおじいちゃんも孫を祝ってほしいと願うのはぜいたくなのでしょうか。

毎年のやってきて高価なプレゼントをくれる夫の両親

「主人の実家は飛行機に乗らないといけないほどの遠方。それでも息子の誕生日には毎年訪ねてきます。ちょうどクリスマスが近いということもあるので、来た時にはクリスマスプレゼントと誕生日プレゼントを兼ねて買ってくれます。

それはとてもありがたいのですが…まだ幼い息子にしては、かなり高価な物を買ってくれるので、ちょっと悩みの種にもなっています。例えば今年は、売り切れ続出と話題になっていた最新のゲーム機でした。そのゲーム機、実は主人が欲しかっただけじゃないかと思わなくもないのですが。

私の実家も離れてはいますが、義実家ほど遠方では無く、電車で2時間ほどの距離です。誕生日にはお金を送ってくれ『これであの子の好きな物を買ってあげてね』と言ってくれます。

ある日、実家の母が遊びに来た時に、息子が『あっちのバァバが買ってくれたの!』とうれしそうに報告しながらゲームで遊んでいました。母も少し複雑な顔をしていたので、何か思うところがあったのかもしれません。」

両家でそれぞれ、精一杯の気持ちで孫を大事にしてくれているのは分かりますが、あまりにも両家のプレゼントに差があると、なんとなく気まずい空気が流れてしまうことも。母親もそれぞれの実家の好意ですからむげにも出来ず、対応に困る場面もあるようです。

だんだんとエスカレートするプレゼント合戦