【厚生年金の受給額分布】いちばん人数が多いのは月10万円台前半!収入が変動するかも…それでも「積立」を続けるには?「毎月一定額」と「収入に応じた増減」で20年後を試算 2026.09.04 13:32 公開 執筆者鶴田 綾 公的年金の受給額は厚生年金でも月10万円台前半が最多であり、8割超が20万円未満という実態があります。年金だけで不足する生活費を補うため「積立投資」を始める際、特に収入が変動する働き方では毎月の設定額に迷うことも少なくありません。最新の受給額分布データを踏まえ、20年のシミュレーションによる「固定額vs変動額」の比較や、収入減に合わせた無理のない見直し手順をプロが解説します。 この記事のポイント 公的年金は国民年金と厚生年金の2階建てです。1階は納めた期間で、2階は加入期間と現役時代の収入で金額が決まるため、収入の動き方が受給額に表れる部分と、そうでない部分があります。 平均年金月額は厚生年金が〈全体〉15万289円、国民年金が〈全体〉5万9310円。ただし平均の内側には広い幅があります。 1万円刻みで見ると、人数がいちばん多いのは月10万円以上11万円未満の111万2828人。月10万円に届かない方も全体の約19%を占めます。 記事の続きを読む 出所:厚生労働省年金局「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をもとにLIMO編集部作成 Check! 公的年金だけで不足する老後資金を補うには、平均値だけでなく実際の受給額がどの金額帯に集中しているのかを把握しておくことが大切です。 収入の波に合わせた「固定額vs変動額」の20年シミュレーションや、収入減少時における無理のない見直し手順をまとめました。 次のページで、「厚生年金の受給額ごとの受給権者数」の詳しい分布データや、収入変化に応じた積立シミュレーション、積立金額の見直し手順を順にご覧ください。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【個人向け国債】令和8年9月募集分は「固定5年2.24%・固定3年1.96%・変動10年1.95%」金利はどうやって決まるのか 「満期が最も長い商品が、一番低金利?」2026年9月募集の個人向け国債で、そんな奇妙な逆転現象が起きています。表面利率は固定5年が2.24%、固定3年が1.96%に対し、変動10年は1.95%と最下位に。直感に反するこの並びの裏には、変動10年だけに適用される「0.66」という特殊な計算ルールがありました。商品ごとの金利決定の仕組みや中途換金のルールを知り、賢く資産を守るための選び方を紐解きます。 「生活福祉資金貸付制度」一時的にお金が必要な人をサポート「対象世帯・4つの資金種類・無利子の条件」をわかりやすく解説 急な離職や収入減少で「今月の生活費が足りない」と悩んだ際に頼れるのが、国のセーフティネットである「生活福祉資金貸付制度」です。保証人がいれば無利子で借りられる本制度は、生活再建を目指す「総合支援資金」や一時しのぎの「緊急小口資金」など用途に応じた4種類が用意されています。対象世帯や具体的な借り入れ条件、申込窓口のほか、返済不要な給付金制度との組み合わせまで、困窮期を乗り切る知識を解説します。 【2026年9月1日より順次送付】「年金生活者支援給付金」のハガキが届いたら?《もらい損ねないために確認》提出期限と手続き・支給要件を解説 公的年金に上乗せして支給される「年金生活者支援給付金」。2026年度は基準額が改定され月5620円に引き上げられましたが、申請しなければ受け取れない点には注意が必要です。すでに9月1日から順次発送されている緑色の封筒(請求はがき)は、投函が遅れると遡って受け取れるはずの給付金を逃してしまう恐れも。対象となる老齢・障害・遺族の給付要件や、損をしないための申請期限・流れを分かりやすく解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #積立 #厚生年金 #老後