「小学校での初めての運動会、朝早くから並ばないといい席取れないのかしら?」「いよいよ高校受験なんだけど、結構分からないことだらけ」「うちの近所だと塾はどこがいいのかしら?」一番上の子の各種イベントは、親にとっても子供にとっても初めての受験やイベントです。わからないことが多くて、戸惑います。

子供の行事を重ねると自分の経験値が上がるように、すでにその経験値を積んでいる先輩ママがどの学校にも必ずいます。そんな先輩ママを捕まえて話を聞くと「なんだ!そうだったのか!」と拍子抜けするくらい簡単に解決してスッキリします。

でも、そんな経験値豊富な先輩ママと、どんなキッカケで話ができるようになるのでしょうか?三姉妹の母である筆者が、自分の経験も踏まえてご紹介します。

先輩ママとつながるキッカケ1:PTA

学校に通う子供を持つ親のやらなければいけないことの中で、イヤなことの1・2位を争うのがPTAです。確かに手間も時間も取られるので、面倒です。その一方、学校行事や上級学校の情報入手のタイミングにもなるのをご存知ですか?席が隣になったお母さんにちょっと話しかけてみませんか?お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる先輩ママなら、地元の中学情報や、小学校のイベントなどいろいろなことを知っています。また、次の集まりの時に話ができる人がいるだけでも気が楽です。

運動会のことが分からなければ「あの…運動会の時の席取りって、皆さんどうしています?あたし、初めてなのでよくわからなくて。」と聞いてみましょう。運動会は、見学する場所が別途設定されていることが多いので、それ以外の時は日陰になる校舎の近くの席でスタンバイしていた方がラクなケースもあります。先輩ママは教えることが大好きです。「先輩として頼ってもらえているな!」と思うと母性がくすぐられ、聞いていないことまで教えてくれる先輩ママもいます。

中学校のPTAで一緒に活動していた先輩ママから、実際に聞いた話です。先輩ママのお母さんは「働いているからこそ、PTA活動を積極的にやった方がいい!」といっていたそうです。その理由は、会社を休むいい「大義名分」になるからです。休むついでにいきたかったランチや買い物などの「自分の時間」をプラスしちゃえばいい!と知恵を授けてくれたそうです。

筆者も、子供のPTAや保護者会を「大義名分」にして有休をとります。午後から保護者会があるときは、午前中に見たい映画を見て、お昼に食べたいラーメン屋にいったりなど「利用」させてもらっています。午前中に学校公開に行ったあと、ママ友と昼から落語を聞きに寄席にいっていたこともありました。

先輩ママとつながるキッカケ2:子供が所属している部活動の保護者会