3. 増配とロビン・フッド、Olympic統合の進捗
2026年6月期の年間配当は9.5円(中間3.0円+期末6.5円)に決定し、従来予想の8.5円から増配となりました。2027年6月期の配当予想は10.0円です。
また、食品強化型の新業態「驚楽の殿堂 ロビン・フッド」の1号店を2026年4月に出店し、6月末までに5店舗を展開。2026年7月1日には株式交換によりOlympicグループを完全子会社化しており、店舗網拡大や仕入帳合の統一によるコスト低減などのシナジーが今後の業績に反映されていく見通しです。
4. バリュエーション評価:急落後のPPIH株はどんな水準にあるのか
8月21日終値818.2円をもとにすると、PER(会社予想)は22.14倍、PBR(実績)は3.47倍、配当利回り(会社予想)は1.22%です。
年初来高値は1,067円(2026年3月11日)、年初来安値は794円(2026年7月1日)で、今回の終値はこの安値に近い水準にあります。直近の急落を経て、年初来レンジの下限に近い位置にとどまっていることがわかります。
※株価は分割後の水準に遡及修正済み
5. 記者コメント
2026年6月期は主要4指標がすべて増収増益、しかも増配という内容でありながら、株価は決算発表の翌営業日に11%超の急落となりました。
好決算の裏側で、来期の増益ペースが大きく鈍化する会社予想が示されたことが、市場の慎重な受け止めにつながったとみられます。
21日には小幅な戻りも見られましたが、決算発表前の水準を回復するには至っておらず、次の決算発表(2026年11月頃に予定される2027年6月期第1四半期決算)で北米・アジア事業の改善ペースが続くかどうかが、株価の次の焦点になりそうです。
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- 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
参考資料
高原 祥子
