2. 著者からの一言コメント

年齢を重ねるごとに食欲が落ちてしまうこともありますが、朝からしっかり食べることが元気に過ごすための第一歩なのかもしれません。
特に、朝は時間がないからと朝食を省略してしまう方も多いのではないでしょうか。
きのえおばあちゃんの朝食は、同年代だけでなく若い世代も見習いたい教訓が詰まっているように思いました。
「時間がないときは、簡単でも良いからなるべく朝食をとるようにする」「時間があるときは、台所に立ってしっかり朝食を作る」ということを習慣化することで、歳をとっても元気に過ごせるようになるのかもしれません。
「どのような朝食を食べればよいかわからない」という場合は、きのえおばあちゃんの献立を参考にしてみてはいかがでしょうか。
きのえおばあちゃんの調理を参考にして朝食を作れば、朝から充実した時間を過ごせそうですね。
健康で長生きするために、まずは朝食からこだわってみることで、きのえおばあちゃんのような老後を目指していきましょう。
3. おしゃれを楽しむ余裕はある?65歳以上の貯蓄と家計のリアル
いくつになってもおしゃれを楽しむには、日々の家計に無理のない余裕があることが前提になります。
その目安となるのが老後の貯蓄額や年金収入です。
65歳以上無職夫婦世帯の「平均貯蓄額は2494万円」ですが、これはあくまで無職世帯に限った数字です。
有職世帯を含めた65歳以上世帯全体で見ると、状況は少し異なります。
有職世帯を含めた65歳以上の二人以上世帯では、平均貯蓄額は2564万円です。しかし、より実態に近いとされる中央値(貯蓄ゼロ世帯を除く)は1777万円となり、平均値と約790万円もの開きがあります。貯蓄額の分布を見ると、2500万円以上の貯蓄を持つ世帯が全体の36.3%を占める一方で、300万円未満の世帯も14.9%存在します。このことから、一部の貯蓄額が非常に多い世帯が全体の平均値を押し上げている構造が分かります。
「中央値は1777万円」にとどまり、平均値ほどの余裕がない世帯も少なくないのが実情です。
年金は厚生年金が「平均15万289円」、国民年金が「5万9310円」で、夫婦世帯の毎月の収支は「4万2000円の赤字」というデータもあります。
無理のない範囲でおしゃれを楽しみ続けるためにも、一度自分の家計と照らし合わせて確認しておいてもよいかもしれませんね。
参考資料
渋澤 コン
