3. 2025年は入場料を値上げ 子どもの観戦には配慮

近年は大会運営コストの上昇を背景に、入場料金も改定されています。

2025年の第107回大会では、主な座席の料金が2024年から次のように変更されました。

2025年の入場料体系2/4

2025年の入場料体系

出所:日本高等学校野球連盟

  • 中央指定席:4200円→4800円
  • 1・3塁指定席:3700円→3900円
  • アルプス席:1400円→2000円
  • 外野指定席:700円→1000円

2部制を実施する日は午前券・夕方券で分け、料金も半日分の新しい価格を設定しました。そして、従来通りのプログラムで実施する日の一日券は値上げを行いました。

一方、1・3塁指定席のこども料金は1200円から1000円に値下げ。さらに、こども料金の対象が「4歳以上小学生」から「4歳以上中学生」へ拡大されるなど、負担軽減を図っています。

単純に「甲子園のチケットを一律値上げした」というわけではないことがポイントです。大会運営に必要な収入を確保しながらも、子どもが観戦しやすい環境も維持しようとする料金設計になっています。

4. 2026年は「2種類の料金」を導入 かんせん

そして、現在開催されている第108回大会では、さらに新しい料金体系が導入されています。

2026年大会から、日程によって入場料金を「カテゴリーA」と「カテゴリーB」の2種類に分けました。

2026年の入場料体系3/4

2026年の入場料体系

出所:日本高等学校野球連盟

カテゴリーAは、8月7~12日の午後の部と8月13日以降が対象です。料金は中央指定席4800円、1・3塁指定席3900円、アルプス席2000円、外野指定席1000円で、2025年の一日券と同水準です。

一方、カテゴリーBは8月5~6日と、8月7~12日の朝の部が対象。中央指定席1500円、1・3塁指定席1200円、アルプス席700円、外野指定席300円と、カテゴリーAより大幅に安く設定されています。

2026年は、単純にチケット価格を引き上げるのではなく、観戦時間帯によって価格差を設けることで、収入を確保しながら安価に観戦できる選択肢も残す仕組みを導入したといえます。