5. 丸亀製麺やコナズ珈琲で使える株主優待、もらえる基準は?

トリドールHDは、毎年3月31日と9月30日を基準日として、年2回、株主優待を実施しています。対象は1単元(100株)以上を保有する株主で、丸亀製麺やコナズ珈琲、肉のヤマ牛、とりどーる、ラー麺ずんどう屋など、国内のグループ店舗(一部店舗を除く)で使えるチャージ式の株主優待カードが贈られます。カードは初回のみ送付され、2回目以降は同じカードに優待分がチャージされる仕組みです。

保有株式数に応じた優待内容は次の通りです。

さらに、200株以上を1年以上継続して保有する株主には、3月31日・9月30日を基準日として、上記に加えて3,000円相当が上乗せされる「継続保有株主優遇制度」があります。200株を継続保有した場合、年間で合計1万4,000円相当(4,000円×2回+3,000円×2回)の優待を受け取れる計算になります。詳細は公式サイトで確認してください。

次回の基準日は2026年9月30日です。権利付き最終日は9月28日となるため、優待取得を検討しているならこの日の大引け(15:30)までに100株以上を購入する必要があります。

6. 丸亀製麺の既存店、6月に落ち込むも7月は回復基調

丸亀製麺の既存店売上高は、2027年3月期1Q累計で前年同期比100.0%とほぼ横ばいでした。内訳では客単価が同102.2%とプラスを維持した一方、客数は同97.8%とマイナスでした。月次では、4月が客数前年同期比100.9%、5月が102.4%だったのに対し、6月は90.1%まで落ち込み、7月は95.1%(速報値)まで回復傾向にあるとしています。

7. 記者コメント

今回の決算は、売上高が四半期として過去最高を更新する一方、国内の人件費増と海外子会社の事業再建費用が重なり、営業利益・純利益は減益という内容でした。

海外事業の事業利益が1Q会計期間として過去最高を記録した点は前向きな材料といえますが、丸亀製麺の6月の既存店客数が90%台まで落ち込んだ点は、今後の動向を見極めたいポイントです。通期計画は据え置かれており、会社側は「概ね計画通りの進捗」としていますが、国内の人件費上昇圧力が続くかどうか、次回以降の決算にも注目したいところです。

株主優待はもらえる金額が大きいため、優待人気の高い銘柄の一つです。

 

【免責事項】

 

  • 本記事は一般的な情報提供のみを目的としており、特定の株式の購入や売却について助言や推奨するものではありません。本記事上の情報に起因、また関連して生じた損害や損失に関しては一切の責任を負いません。投資判断は最新の決算資料や市場動向などをご自身でご確認の上、自己責任で行ってください。
  • 株主優待の内容や条件などは変更される可能性があるため、必ず公式サイトでご確認ください

参考資料

高原 祥子