海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回ご紹介するのは、ポートランドで動物保護をしている「Street Dog Hero」のInstagramアカウント「@streetdoghero」の投稿。

今回は、交通量の多い幹線道路でけがをした状態で見つかった子犬が保護され、安心できる環境で初めての暮らしを楽しむ様子を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で約1060件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬猫の入手経路や経費の現状についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. サクッと読めるダイジェスト

足をケガした状態で交通量の多い幹線道路を歩いていた1匹の子犬が保護されました。近隣住民に飼い主を尋ねても心当たりはなく、子犬は痩せ細り、空腹のまま1匹で過ごしていたそうです。

投稿者は子犬をティアと名付けて保護し、本格的な食事や室内での暮らし、ふかふかのベッドなど、これまで知らなかったことを一つずつ経験できるよう見守ってきました。現在は保護施設で仲間の犬たちと元気に遊び、新しい毎日を楽しんでいます。

この記事では、ティアが保護されてから現在までの様子を紹介します。

2. この記事の3つのポイント

  •  交通量の多い幹線道路で保護され、初めての安心できるくらしを手に入れた子犬
  •  本格的な食事や室内での生活を経験し、仲間の犬たちと元気に過ごす現在の姿
  •  「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

3. 後ろ足をケガした痩せ細った子犬を保護

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DatGO9KoPus/" target="_blank">@streetdoghero</a></u>

出所:@streetdoghero

海外のSNSで話題になっているのは、幹線道路を足をケガした状態で歩いていた生後8か月ほどの子犬を救出し、これまで経験できなかった温かい生活を得る様子です。救われたメス犬の名前は「Tia(ティア)」。

投稿者さんによると、子犬はサン・ブラスへ向かう途中、交通量の多い幹線道路を足をけがした状態で歩いていたそうです。投稿者が車を停めてトルティーヤを差し出すと、子犬はすぐに駆け寄ってきたといいます。

その後、近隣の住宅を訪ねて飼い主を探しましたが、子犬のことを知る人はおらず、気にかけている様子も見られなかったとのことです。

子犬はとても痩せており、空腹の状態でたった1匹で過ごしていました。

4. 初めての温かい暮らしを得たティア

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DatGO9KoPus/" target="_blank">@streetdoghero</a></u>

出所:@streetdoghero

そこで投稿者さんは子犬を保護し、「トルティーヤ」にちなんで「ティア」と名付けたそうです。

ティアはとても人懐っこく、すぐに保護することができたといいます。

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/p/DatGO9KoPus/" target="_blank">@streetdoghero</a></u>

出所:@streetdoghero

保護後、ティアは初めての本格的な食事や室内での生活、ふかふかのベッドなど、これまで経験したことのない新しい環境に少しずつ慣れていきました。

ティアは人が大好きで遊び好きな性格とのことで、現在は、投稿者が旅の途中で保護したほかの犬たちと元気に遊びながら過ごしているといいます。

愛情表現として甘がみをすることもあるそうですが、投稿者さんの診療所ではクレートの中で落ち着いて過ごすなど、穏やかな一面も見せているとのことです。

コメント欄を見ると

  • 「この天使を救ってくれて本当にありがとう!」
  • 「ティアを助けるために立ち止まってくれてありがとう」
  • 「運が良かった。ラッキーガールだ」

など、ティアを保護したスタッフへの感謝の声が多く集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

5. 著者からの一言コメント

保護スタッフが偶然ティアを見つけ、無事に保護できたことに安堵しました。幸いにも大きなケガではなかったようなので、これからは安心できる新しい環境でゆっくり療養してほしいです。そして、人懐っこいティアにぴったりの新しい家族とのご縁が訪れることを楽しみにしています。(ライター 小泉柚乃)

6. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?

厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳」、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。

ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。

同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。

ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。

獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」
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参考資料

小泉 柚乃