海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ギリシャで動物保護をしている「DAR Animal Rescue」のYouTubeアカウント「@D.A.R.ermionigiannakou」の投稿。
今回は、人里離れた草むらで見つかった子犬が保護され、安全な環境で徐々に元気を取り戻していく姿を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で9000回再生、約2280件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、獣医師・動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. サクッと読めるダイジェスト
生後約3か月半、体重わずか7kgの子犬が、人里離れた家畜小屋近くの草むらで震えているところを発見されました。厳しい夏の日差しが照り付ける中、食べ物も水もないまま、たった1匹で取り残されていたそうです。
保護後は動物病院で疥癬と診断され、保護施設で治療を受けることになりました。
この記事では、子犬が保護されるまでの経緯や治療の様子、そして数日後にはほかの保護犬たちと元気に遊べるまで回復した現在の姿を紹介します。
- 食べ物も水もないまま、人里離れた草むらで震えていた子犬を保護するまでの経緯
- 保護後に疥癬と診断され、治療を受けて元気な姿を取り戻した子犬の現在
- 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
2. 人里離れた草むらで発見された子犬を保護
海外のSNSで話題になっているのは、人目につかない場所で動けずにいた生後3ヶ月半の子犬が救出され、保護施設で治療を受けて元気を取り戻す様子です。
子犬が見つかったのは、人里離れた家畜小屋の近くにある草むらでした。そこは、普段羊の世話をしている作業員さんしか訪れないような場所だったといいます。
作業員さんの一人が、衰弱した様子でひとり震えている子犬を発見。食べ物も水もないまま置き去りにされており、厳しい夏の日差しが降り注ぐ中、放っておくことができずに助けてくれる人を探し回ったそうです。
その後、保護活動を行う投稿者さんのもとへ連絡が入り、無事に保護されました。
3. 【疥癬と診断された子犬】保護施設で治療を受けることに
保護直後、動物病院で診察を受けたところ、耳や後ろ足などの毛が抜け落ちており、疥癬と診断されました。
幸いにも他に大きな問題は見つからず、保護施設で治療を受けることになったそうです。
保護施設では安心して過ごせる場所が用意され、食べ物や水もしっかり与えられました。
疥癬の治療薬入りのご飯も完食し、少しずつ元気を取り戻していったそうです。
4. 新たな環境を楽しむ子犬の現在
そして数日後、体調は徐々に回復し、ほかの保護犬たちと元気に遊びまわる姿が見られるようになりました。
仲間たちと駆け回りながら、子犬らしい無邪気な表情も見られ、新しい環境を心から楽しんでいることが伝わってきます。
現在は、他の保護犬たちと一緒に、新しい家族との出会いを待っているそうです。
コメント欄を見ると
- 「誰かが気付いてくれて本当に良かった」
- 「彼を救ってくれて本当にありがとう!」
など、子犬を救助した人に対する感謝のコメントが多く集まっていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
5. 著者からの一言コメント
もし作業員の方が子犬に気付かなかったら、どうなっていたのだろうと考えずにはいられませんでした。小さな命を見つけ、助けを求めて行動した優しさが、この子犬の未来を大きく変えてくれたと思います。保護施設でとても楽しそうに元気に過ごす様子が見られて、本当に良かったです!(ライター 小泉柚乃)
6. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳」、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
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参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @D.A.R.ermionigiannakou
小泉 柚乃
