3. 【宅建士が解説】リノベ費用を借りる方法
中古物件をリノベーションして住む場合、物件価格だけでなくリノベーション費用の確保も問題です。
主な借入方法は以下のとおりです。
リノベーション費用が大きく自己資金で対応できない場合、住宅ローンと同じような金利で借りられる一体型ローンがおすすめです。
3.1 一体型ローンのメリット
現在、中古物件の購入費用とリノベ費用をまとめて確保できるとして注目されているのが一体型ローンです。
一体型ローンのメリットは、次のとおりです。
- 物件費用とリノベ費用をまとめて借りられる
- リフォームローンより金利を抑えやすい
- 返済窓口を一本化できる
- 総予算を把握しやすい
一体型ローンであれば、購入後に別途リフォームローンを組むより、月々の返済計画を立てやすくなります。中古購入とリノベーションを同時に進めたいときは、一体型ローンがおすすめです。
3.2 一体型ローンの注意点
一体型ローンは魅力的ですが、すべての金融機関で対応しているわけではありません。一体型ローンに対応していて、サービス・金利の面から魅力的な金融機関を最初に探しておきましょう。
また、ローン審査時にリノベーションの見積書や工事内容の資料を求められるため、物件探しと同時に施工会社への相談も進める必要があります。
工事内容が固まっていないまま審査を進めると、後から費用が増えて資金不足になるおそれがあるため、まずはじっくりリノベーション計画を作ることが大切です。
3.3 審査前に準備すること
中古物件でローンを組む場合、審査を突破できるかが重要です。審査前に準備しておくべきことは、次のとおりです。
- 物件価格とリノベ費用の総額を出す
- 築年数や耐震基準を確認する
- 検査済証や登記情報を確認する
- リノベ会社に早めに見積もりを依頼する
- 一体型ローン対応の金融機関を探す
- 住宅ローン控除の対象になるか確認する
中古物件は価格だけで判断せず、ローン審査に通る物件かどうかも含めて検討しましょう。
4. 【宅建士が解説】本記事のまとめ
中古物件を購入してリノベーションをすれば、より安く理想の住まいを実現できる可能性があります。
しかし、築年数や耐震性によって住宅ローン審査に影響が出る場合があるため、購入前に物件の状態とリノベ費用を確認し、自分に合ったローンを早めに検討しておきましょう。
参考資料
- SBI新生銀行「住宅ローンに築年数は関係ある?中古住宅(中古マンション/中古戸建)購入の際の注意点とは|住宅ローン」
- みずほ銀行「中古物件購入と同時にリフォームやリノベーションをお考えなら、みずほ銀行の住宅ローン」
- フラット35「【フラット35】リノベ」
- フラット35「対象となる住宅・技術基準」
- 国土交通省「住宅:住宅ローン減税」
狩俣 瑞季

