老齢年金の受給開始は原則65歳からです。
ただし、65歳になったら自動的に年金が振り込まれるわけではありません。
年金受給にあたり「いつ、何をするか」を事前に確認しておきましょう。
「65歳になったら年金がもらえる」
そう思っていても、実際にいくら受け取れるのかを具体的に把握している方は少ないかもしれません。
また、「自動的に振り込まれる」と思い込んでいると、思わぬタイムロスが生じることもあります。
この記事では、2026年度の年金額の実態と、「年金は自動的にもらえるのか?」という素朴な疑問への答えを整理します。
1. 3つのポイントの見出し
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2026年度の年金額は国民年金(満額)が月7万608円、厚生年金(夫婦2人・モデル世帯)が月23万7279円。前年度より引き上げ -
年金は65歳になっても自動的には始まらない。「年金請求書」への手続きが必要で、届く書類を見落とすと受け取りが遅れる -
請求書は65歳の誕生日の3か月前に届く。届いたらなるべく早めに手続きを。郵送・電子申請も利用できる
2. 2026年度の年金額はいくら?
まず、今年度の年金額の水準を確認しておきましょう。
「夫婦2人で月23万円台」と聞いて、「意外と少ない」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この金額は「平均的な収入で40年間勤め続けた夫+妻の老齢基礎年金満額」という、かなり恵まれた条件のモデルケースです。実際には、非正規雇用の期間があった方や、育児・介護で就労を中断した期間がある方は、もっと少ない額になるケースも少なくありません。
2026年度の年金額は前年度から引き上げられました(国民年金+1.9%・厚生年金+2.0%)。主な年金額例は以下のとおりです。
- 国民年金(老齢基礎年金・満額・1人分):月額7万608円(前年度比+1300円)
- 厚生年金(夫婦2人・モデル世帯):月額23万7279円(前年度比+4495円)
※厚生年金は「男性の平均的な収入(平均標準報酬45万5000円)」で40年間就業した場合に、老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額)を合計した給付水準

