全国出店を拡大している株式会社資さんが運営するうどんチェーン「資さんうどん」。2026年7月23日には、大阪市淀川区に「資さんうどん 三国店」をオープンしました。店舗概要と合わせて、同チェーンの歴史や戦略も紹介します。

1. 本記事の3つのポイント

  •  「資さんうどん 三国店」はどんな店舗?
  •  資さんうどんは福岡発祥。特徴は?
  •  すかいらーく傘下で全国展開が加速しているのはなぜ?

2. 「資さんうどん 三国店」の店舗概要

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出所:株式会社資さん

出所:株式会社資さん

「資さんうどん 三国店」は「ラ・オハナ三国店」が業態転換する形でオープンします。

大阪の主要な生活路線である阪急宝塚線「三国駅」から徒歩約3分のアクセスしやすい場所に位置しており、毎日の通勤・通学の行き帰りや買い物ついでに立ち寄りやすい店舗となっています。

国道176号線からも近いため、淀川区内からはもちろん、隣接する豊中市や吹田市、さらには梅田方面からの来店もしやすそうです。

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出所:株式会社資さん

出所:株式会社資さん

  • 店舗名:資さんうどん 三国店
  • グランドオープン日時:2026年7月23日(月)8時~
  • 所在地:大阪府大阪市淀川区新高3丁目3−9
  • 営業時間:8:00~26:00 ※オープン後、順次24時間営業へ切り替え予定
  • 店休日:年中無休 ※年数回、休日設定の可能性あり
  • 客席:138席
  • 駐車場:43台

3. 1976年に福岡県北九州市で創業

資さんうどんは大西章資氏が1976年に福岡県北九州市戸畑区で創業したうどん店(正確には大西氏が知人から店舗を譲り受ける形で開店)で、今年50周年を迎えています。「資さん」の読み方は「すけさん」で、大西氏の名前(章資)から一字を取って名付けられています。

創業当時の「資さんうどん」3/4

創業当時の「資さんうどん」

出所:株式会社資さん

当時の北九州は鉄鋼などの重工業が盛んで三交代制で働く労働者が多かったため、「24時間営業」や「100種類以上の豊富なメニュー」を展開し、地域密着型の店舗として成長しました。

大きな転機が訪れたのが2018年。創業家から投資ファンドのユニゾン・キャピタルに株式が譲渡され、福岡県全域と関西への進出がスタートします。さらに2024年にすかいらーくホールディングスが買収したことで、一気に全国に店舗が拡大しました。

一般的に九州のうどんはコシがなく柔らかいものが多いですが、資さんうどんの麺はモチモチとした弾力があるのが特徴。出汁は濃いめの旨味で、関東圏・関西圏の主流とは少し異なっています。また、年間で500万個以上売れるという「ぼた餅」のようにサイドメニューが充実しているのも人気の理由です。

4. すかいらーく系列の業態転換で店舗が急拡大

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出所:株式会社資さん

出所:株式会社資さん

資さんうどんはすかいらーくの買収前(2024年)まで約60店舗を展開していましたが、2026年3月に100店舗を突破。これは2年足らずで、店舗数が約1.5倍に拡大したということになります。

ハイスピードの新規出店が実現している理由は、すかいらーくの主力ブランドであるガストやジョナサンなどを業態転換する形をとっているからです。

業態転換であれば、居抜きでコストを抑制できることに加え、立地も集客実績があるため、リスクを最小限に抑えることができます。

同グループは、今後も業態転換によってより利益率の高いブランドを新規出店していく方針を掲げています。拡大は日本だけに留まらず、2026年6月には台湾に海外1号店がオープンしました。

今年で創業50周年の大きな節目を迎えている、資さんうどん。さらなる出店加速とメモリアルイヤーを記念した企画なども期待できそうです。

5. トレンドウォッチャーの分析

大蔵 大輔

「うどん」を主力としながらも、カツ丼やぼた餅といった多彩な人気メニューを擁する「資さんうどん」。

ファミレス並みの豊富なラインナップが強みとなり、ガストやラ・オハナからの業態転換であっても地域住民へスムーズに親しまれています。

現在、店舗数は100店舗を突破。「話題の進出店」というイベント的なフェーズを脱し、「地域の日常食」へと着実にシフトしつつあります。

初期ブームが一巡した今、どれだけ根強いリピーターを獲得し定着させられるかが、今後の持続的成長の鍵を握っています。

参考資料

LIMOローカルニュース編集部