個別銘柄では、ダイキン工業(6367)が+4%高に迫る大幅上昇となり、ファーストリテイリング(9983)も堅調に推移して続伸となりました。
また、前日に続きハイテク株が総じて買い戻され、オリンパス(7733)が6連騰となり、アドバンテスト(6857)や東京エレクトロン(8035)とともに年初来高値を更新しています。ただ、東京エレクトロンは高値更新後に売りに押され、終値は下落となりました。
さらに、自動車株も物色され、ホンダ(7267)、日産自動車(7201)、マツダ(7261)、スズキ(7269)などが大きく値を上げ、SUBARU(7270)は年初来高値更新となりました。
一方、携帯電話事業のサービス本格開始が当初予定の今年10月から2020年春にずれ込むとの観測報道が流れた楽天(4755)に売りが集まり、一時▲7%安の急落となりました。
また、この楽天のニュースに影響されたかどうか分かりませんが、ソフトバンクグループ(9984)とKDDI(9433)がいずれも大幅安となり、NTTドコモ(9437)は取引時間中に6日連続の年初来高値更新となった直後から売りに押されて下落となっています。
その他では、東京電力ホールディングス(9501)や関西電力(9503)など電力株が大幅下落となり、住友不動産(8830)など不動産株も軟調に推移して引けています。
新興市場(東証マザーズ)では、そーせいグループ(4565)が堅調に推移し、サンバイオ(4592)やアンジェス(4563)も小幅上昇となりました。一方、手間いらず(2477)が値を下げ、メルカリ(4385)も冴えない値動きとなっています。
葛西 裕一